ご相談内容
妻はつわりの時期を越えて安定期に入ったのですが、私への態度はむしろ悪くなる一方で、もう修復は難しいのかなと感じています。
誕生日にケーキを用意しても見向きもされませんでした。プレゼントを渡しても「ありがとう」の一言もありません。
LINEもいい加減な返事ですが、他の人にはちゃんと文章で返信しているようで、正直かなり厳しいです。
もう自分とはうまくいかないのだろうと思い、離婚して別々に離れて暮らすほうがお互いのためなのではないか、と考えるようになっております…
どうすればよいでしょうか?
にったんの回答
辛い時期だからこそ、今は耐えることが未来を分ける
いや、これはほんとに多くの男性が経験していて、なかなか辛いと思います。というのは、結婚する前に感じていた理想がかなりもろくも打ち砕かれるからです。
もう嫌われてしまったので別れるしかないと思ったり、もう仕事に打ち込むかと向き合いたくなくなるのは当然だと思います。私もかつてそうでした。
しかし、私の意見としては、とにかくこれは耐えるしかないと思います。もちろん理不尽な行動を全て甘えさせるという意味ではありませんが、とにかく耐える、この一言に尽きると思います。
するとホルモンのバランスであったり、意識があなたから子供のほうに向くことで、完全に別人になるのではなく、ちょっとの間だけそうなるという感じだと思います。
これに関しては男性は全く意味がわからないし、そういうふうになることもありませんが、女性は月の間でもホルモンのバランスが変わったりして、特に何か理由があるわけでもないけどイラついたり落ち込んだり、性格が変わるようなことは日々日常的に起こっているわけなんです。
さらに妊娠するということで、その波といいますか変わりようがまた大きくなってきた。今までと違うものが来るわけです。男性はほぼ一生経験することがないものですよね。
なんですが、これは完全に変わってしまったわけではなくて、ちょっとだけの期間があるという感じです。なので、この辛い時期の振る舞い方ひとつで夫婦関係というのは完全に変わります。
ちょっとだけと申しましたけれども、妻はその妊娠する前の状態には完全に戻りません。なので昔の可愛い彼女を想像するのではなく、どのように進むかという方向性の岐路に、ちょうど立っているところだと思います。
これが地獄の方を選択してしまうと、なかなか良い方向に進むのはかなり難しいと思います。妊娠中からお子さんが大体1歳くらいになるまでのところがポイントになってきます。
その間に奥様からは「自分は味方である」という認定をしてもらう必要が出てきます。なので、その間は少しかなり我慢しないといけませんが、一緒に頑張っていきましょう。
そして言えることは、女性自身も自分に何が起こっているのか全くわかっていないという状態であるかもしれません。また、申し訳ないなと思っているが素直になれないだけということも大いにあるかと思います。
それに対してこちらは責めず、寛容に、器がでかくなるチャンス、トレーニングの機会というふうに思って頑張りましょう。
NLP的補足
相手の行動の「意図」を観察し続けるキャリブレーション
非常に多くの要素が絡み合っていると思いますが、この相談者さんにはキャリブレーションが必要になってくるのではないかなと思います。
キャリブレーションというのは、日本語で言いますと「観察」ということなんですけども、単純にただ見るというわけだけではなくて、観察し続けるということと、相手が何か行動をとっていたり、もしくはとっていないことの意図を推測するというところまで範囲を広げます。
人は「自分は複雑だけれども、他人は単純である」と決めつけたがる傾向があります。考えるのがめんどくさいんですね。なので、観察し続けるのが非常に難しくなります。
例えば、同じ右手を上げるという動作ひとつにとっても、今の右手を上げた動作と、明日の右手を上げる動作は同じ意図かどうかわかりません。
なので、毎回毎回相手の行動の意図、発言の意図というのを汲み取るように推測するようにしていくというのは大事になるかと思います。
そうすると、「なんでこんな変なことするんだ」という苛立ちが少しずつ弱まっていきます。「なぜ彼女はそんなに怒っているのかなあ、考えてみよう」というような思考のほうにステージが移動していくので、そういう意味でも気持ちが楽になります。ぜひ試してみてください。
まとめ
妊娠中の妻から冷たくされると、「もう終わりだ」と感じてしまうのは無理もありません。でも、今起きていることは、ホルモンバランスの大きな変化による一時的なものである可能性が高いです。
この時期をどう乗り越えるかが、これからの夫婦関係を大きく左右します。相手の行動をただ受け止めるのではなく、「なぜそうしているのか」を観察し続けることで、苛立ちは少しずつ和らいでいきます。
辛い時期ですが、ここが踏ん張りどころです。奥様の「味方」として認めてもらえるよう、一緒に頑張っていきましょう。
愛する人と生きていくーーその決断に勇気を。





