催眠(トランス)誘導

 トランス、あるいは、催眠と呼ばれる状態は、日常的な活動の意識状態とは異なる意識状態、つまる変性意識状態の一つです。

 私たちは、普段日常の中でトランス状態を経験しています。読書をしているとき、TVドラマや映画を見ている時、スポーツや遊びに興じている時、本や映画に感動して涙を流したり、笑ったり、あるいは時間を忘れるほど何かに集中したりすることはあるはずです。

 トランスに入ることで、顕在意識と潜在意識を隔てるクリティカル・ファカルティ(クリティカル・ファクターともいう)を緩め、潜在意識に働きかけやすくなります。その結果、様々なメッセージを受け入れやすくなることで、変化をより起こしやすくすることができます。また、直観力や想像力、集中力などが高まり、今まで意識することがなかった役立つリソースを引き出すことにもつながります。

目次

トランス誘導における重要なポイント

・イントネーションと印象

・十分なインステイト

・ペーシングとリーディング

・ミルトンモデルの活用

イントネーションと印象

イントネーションとは、声の高低の変化を意味し、抑揚・音調などと呼ばれます。そして、私たちは、日常生活において、ごく自然に、意識的あるいは無意識的に活用しています。

専門的には単語レベルの音の高低をアクセントといい、文章全体の肯定をイントネーションと言います。

イントネーションを意識して使い分けることで、より明確にそして効果的に相手とのコミュニケーションを図ることができます。

トランス誘導の流れ


【ワーク】トランスについて考える

・日常生活の中で、トランス状態だった時のことについて、グループでシェアしましょう。

【ワーク】催眠誘導

ミルトンモデルを使って、相手をトランス状態にしてみましょう。

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この記事を書いた人

にったんのアバター にったん 米国NLP™協会認定NLP™トレーナー

米国NLP™協会認定NLP™トレーナー。
米国創始者から直接学び、日本国内外でNLPを実践・指導。
マネジメントゲーム(MG研修)において10年以上の実績を持ち、
延べ1,000人以上の経営者・ビジネスリーダーを育成。

また、国内最大級のパパコミュニティ「パパ育コミュ」の理事として、
育児・パートナーシップ支援にも積極的に取り組み、
朝日新聞・フジテレビ「ノンストップ!」等のメディアにも出演。

心理学・経営・家庭支援の三領域を横断し、
個人と組織の成長を支援する専門家。

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