サブモダリティ

それぞれの表象システムの知覚構造は、より小さな個別の要素で構成されています。これをサブモダリティと呼びます。体験は、サブモダリティレベルで表現され、コード化され、記憶されます。人は、任意のタイミングでアクセスできる途方も無く豊かで潤沢な全システムの感覚情報を持っています。感覚入力に関しては、様々な方法で中枢神経によるフィルターがかかります。そして、それにより、どんな場合も限られた量の感覚情報を潜在意識に取り込むようにしています。

この神経系のフィルターがなければ、人は絶え間なく溢れる情報の洪水に飲み込まれてしまうことでしょう。これらのモデリング・プロセスは、人がその体験を整然と維持できるように機能しています。従って、意識的な体験を構成する知覚は、必然的にどんな瞬間においても、一定数の知覚の識別に制限されます。

そして、サブモダリティを変化させることで、私達は体験の反応を変化させることが出来ます。

一般的には、サブモダリティは、2つのタイプに大きく分けられます。

アナログ ANALOG

音量のコントロールや調光器のように連続していて、程度や速度を変化させることができるもの

デジタル DIGITAL

On/Off ・ In/Out ・ アソシエイト/ディソシエイトなどのように相互に独立した切り替えが出来るもの

※NLPにおいて

 アソシエイト :自分自身の目で見ている状態 主観的

 ディソシエイト:幽体離脱している時のように分離して見ること 客観的

【ワーク】

それぞれの表象システムの、小さな個別の要素には、どのようなものがあるか、できるだけたくさん挙げてみましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です