10年来の仲間と、人間関係マトリックスの話
にったん
今回ね、イズミさん(まーくん)に来てもらいました。パパ育コミュで知り合ったわけじゃなくて、もう10年そこそこの付き合いで。結婚前ぐらいからの仲良しなんですよ。
イズミさん
尼崎でストーリーライブをしてたら、にったんがわざわざ聞きにきてくれて。最初はおとなしい子やなと思ってたんですけど、B’zが始まったとたんに、いきなりカバンを置いて一緒に歌い出して(笑)こいつ変わってると思いましたね。
にったん
あれ人生初の路上ライブやったんよ。歌ったことなんかないのに「ここや!」ってなってね(笑)。そこから、お互い向上心というか…20代でいろんな焦りや不安を抱えてた者同士が、ひょんなことで仲良くなっていきました。
イズミさん
何か見えない不安を抱えて、答えを求めていろんな勉強会に行ったり本を読んだり。とあるワークショップで人間関係について学ぶ機会があって、そこで急に仲良くなりましたよね。
ヒザから崩れ落ちた、あの夜のこと
にったん
「自分の好きなことでどうお金を稼いでいくか」がテーマの2日間のセミナーで。あれが本当に分岐点やったと思う。24、5歳のときに受けた人間関係マトリックスのワークで、もう死ぬほど泣いて。膝から崩れ落ちるくらい。
イズミさん
人前であんなに泣けるって、普通できないですよね。
にったん
そんな考えも及ばないくらい泣いてましたよ。あれがなかったら絶対離婚してたな、家族関係もうまくいってなかったなっていう確信があって。誰のことも信頼できてなかった、擦れた自分が見えるもんな。
📒 人間関係マトリックスとは
人間関係の力学を「4つのタイプ×2つのパターン」というシンプルな構造で捉えるフレームワーク。自分や相手がどのポジションにいるかを理解することで、関係性の引っ張り合いが起きる理由がわかり、対処が変わっていきます。
人間関係の力学を「4つのタイプ×2つのパターン」というシンプルな構造で捉えるフレームワーク。自分や相手がどのポジションにいるかを理解することで、関係性の引っ張り合いが起きる理由がわかり、対処が変わっていきます。
ブチギレLINEと、それでも続いた関係
イズミさん
昔、大きめのライブイベントをやるときにFacebookで思いを発信してたら、にったんが「感情と理論が逆やで」ってコメントしてきて。もうLINEでブチギレました(笑)。
にったん
間違ってるものは間違ってるって言う方がいいっていうこちらの思いが出てしまって。でもそれが間違いやねん。普通はもうそこで「もうええわ」ってなるところを、マトリックスを知ってたから「これは相性的に引っ張り合いが起きやすいんやな」って一歩引いて見られた。
イズミさん
あの後ににったんが「言いたかったことはそういうことじゃなかったんやな」って言ってくれて、それで僕も救われたんですよね。知ってる者同士やからこそ、関係を切らずに続けてこられた。だから10年以上の付き合いができてるんだと思います。
子育てで使う、感情のポジション読み
イズミさん
子供と接するときにマトリックスをどう意識してますか?例えば子供が癇癪を起こしたときとか。
にったん
「感情のダンスに乗らない」っていうのは気をつけてますね。子供がイライラしてるからって、こっちが「大丈夫!頑張れ!」ってポジティブに飛ばしても全然繋がれへんから。ただ、こういうときはこうするって決め方はしてなくて、毎回その場で観察して判断するようにしています。
イズミさん
反対のポジションに入るって、具体的にどういうイメージですか?
にったん
わかりやすく言うと「ふざける」感じかな。子供がガーッと怒ってるときに、こっちがちょっとおちゃらけてみる。そうするとちょっと繋がる感じがするんよ。同じポジションでぶつかると全然繋がれへんから、あえて逆側に入ってあげるイメージ。
イズミさん
あ、これ心当たりある!うちの子たちがおもちゃの取り合いで喧嘩してたとき、「そうや、寝室で布団ダイブしよ!」ってふざけて言ったら、みんな笑顔でついてきて一気に場が和んで。あれがそういうことですかね?
にったん
そうそう、まさにそれ!やってるやん(笑)。あと大事なのは、昨日のイライラと今日のイライラは一見同じに見えても理由が違うってこと。同じおもちゃを同じように投げても、昨日の理由と今日の理由は違う。「またイライラしてる」で決めつけると、対応がどんどんズレていくんよ。
📒 感情のダンス
相手の感情状態に引っ張られて、自分も同じテンションになってしまうこと。たとえば子供のイライラにこちらもイライラで応じると、どちらも抜け出せなくなります。マトリックスでは「相手と違うポジションに入る」ことで、この感情の連鎖を断ち切る考え方をします。
相手の感情状態に引っ張られて、自分も同じテンションになってしまうこと。たとえば子供のイライラにこちらもイライラで応じると、どちらも抜け出せなくなります。マトリックスでは「相手と違うポジションに入る」ことで、この感情の連鎖を断ち切る考え方をします。
「どのポジションにいてもいい」と感じさせる親でいたい
イズミさん
日本って自己肯定感が低いっていうデータがあって、だからイケイケに頑張ろうって方向になりがち。でも落ち込むことが人の痛みをわかることに繋がったりもするし。マトリックスでいう「センターを目指す」っていう考え方はすごく素敵やなと思って。
にったん
ほんまにそう。「元気な子じゃないとダメ」ってなると、その子はずっとポジティブでいなきゃって思って、しんどくなっていく。落ち込めなくなるし、続かない。だからあえて自分がいろんなポジションを見せるようにしてて。ちょっと落ち込んでみたり、ふざけてみたり、真剣に考えてみたり。どのポジションにもギフトがあるよっていうことを、感じ取ってほしいんよね。
イズミさん
それって本当に覚悟がいりますよね。全部を肯定するって難しいし、想像力もすごくいる。
にったん
だからこそ、同じ理想を持ってる仲間と繋がっておくことが大事やと思う。マトリックスを一人でやろうとしたら絶対しんどい。話を聞いてくれる人がいる、一緒に勉強できる人がいるって思えるだけで、全然違うんよ。そういう人をちょっとでも増やしていきたいなと思ってる。
イズミさん
マトリックスって、覚えることが少ない割に効果が高い。4つのポジション、パターン2つっていうシンプルさで。最初だけ理解するのに時間がかかるかもしれないけど、一度わかったらあとは何とでもなる。こういう話をもっといろんな人としたいですよね。
📓 今日のまとめ
- 人間関係マトリックスは「4つのポジション×2つのパターン」というシンプルな構造。覚えるのは少ないが、効果は大きい。
- 相性の悪さではなく「引っ張り合いが起きやすい関係性」と捉えることで、友人・夫婦・親子関係が変わる。
- 子供が感情的になったとき、同じポジションで応じるより「あえて逆側に入る」ことで場が和らぐことがある。
- 昨日と今日のイライラは違う。決めつけず、毎回「今日はどうなんやろ」と観察することが大事。
- どのポジションにもギフトがある。「元気じゃないとダメ」と決めつけない親の姿が、子供の安心感につながる。
- 一人でやろうとするとしんどい。同じ理想を持てる仲間と繋がりながら学ぶことが長続きの秘訣。
人間関係マトリックスについて、一緒に学んでみたい方はパパ育コミュのLINEオープンチャットへどうぞ。


