言語理解
NLPにおける言語理解とは、文字通り人間が言葉をどのように理解し、使用するのかのプロセスを示しています。
外部環境とは、宇宙や世界全体をさします。我々はその一部として生存しています。
ですが、そのすべてを認識することはできません。五官を通して、周りの環境を感じることができています。その環境を外部情報と呼んでいます。
同じ外部情報が得られる場所にいたとしても、人の数だけ認識しているものに違いがあります。それぞれの人にそれぞれの感覚フィルターがあるということです。
そして、その取り入れた情報に対して、どのように解釈をするのかも人によって違いがあります。この解釈をする過程を、内部処理と呼んでいます。
次にまた同じようなことがあった場合にうまく対応するために、そのことを記憶しておきます。これが内部記憶です。
そして、次に何か起こったときに、「以前に似たことはなかっただろうか?もしくは、それらを組み合わせて目の前のことに対処できないだろうか?」と脳内を探り始めます。これをTDサーチと呼んでいます。
サーチの結果を、五感(内部表象)を通して表現をしようと試みます。それが実際に反応として現れます。これがフィードバックです。
少し複雑に見えますが、よく考えれば当然われわれ人間が通常行っている外界に対する対処のプロセスです。