想いを可視化する:夫婦のコミュニケーション革命

おはようございます。私たち夫婦には可愛い子供がいます。日々の育児に追われる中、ふと気がついたのは、夫婦の会話が減っていること。スキンシップも少なくなり、何となく気まずい空気が流れることも。

男性である私は、正直なところ世話をするのが得意ではありません。妻も忙しさのあまり、親密な時間を持つ余裕がないようです。

子育ては大切。でも、子供は私たちの所有物ではありません。むしろ、経済的自立までの援助をする責務があるだけ。それ以上に大切にしたいのは、夫婦関係なのです。

ある日、妻と些細なことで言い争いになりました。「なんで分かってくれないの?」「あなたこそ、私の気持ち考えたことある?」互いの不満が爆発し、沈黙が部屋に満ちました。

その時、はっとしたのです。私たちは「お互いが何を望んでいるのか」を本当に知らないのではないか、と。

その夜、妻と話し合いました。そして、新しい試みを始めることにしたのです。

「パートナーシップボード」の誕生です。

リビングの見えるところにボードを置き、ポストイットに要求を書いて貼り付けていきます。

「夫は妻に何をしてほしいか、何をして欲しくないか」 「妻は夫に何をしてほしいか、何をして欲しくないか」

驚くことに、「え?こんなことしてほしいの?」とか、「えっ、これ、喜ぶと思ってたのに…」という発見の連続でした。

例えば、私は妻にマッサージをしてあげることが喜ばれると思っていましたが、実は妻は「静かに二人で映画を見る時間」を望んでいたのです。

この「パートナーシップボード」のおかげで、互いの望みが可視化され、理解が深まりました。気まずさは消え、代わりに温かな空気が流れ始めました。

今では、子育ての合間に、ボードを見ながら互いの要望を叶える時間を作っています。夫婦関係が良好になることで、子供たちにも良い影響があるようです。

皆さんも、一度試してみてはいかがでしょうか?見えない想いを「見える化」することで、きっと新しい発見があるはずです。夫婦関係は、努力次第でいくらでも深められるのですから。

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