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妻の機嫌が爆発してしまうとき、どうしたらいい?
うちの奥さんは変なモードに入ってしまうとひたすら機嫌が悪くなり、さらに機嫌の悪さを解消しようとするのではなく、自分自身で油注いでもっと機嫌悪くなるよう仕向けます。
そしてそれをひたすらぶつけてきます。
ああ言えばこう言うし、こう言えばああ言う、嫌味や皮肉のこもった事しか言わなくなります。
私が至らない事が多いのは分かっているのですが、その至らなさを分かってて後ろから冷ややかに眺めて、上手くいかないのを確認してから、何してんのと怒ってくる。
そんな事が出産後から2年、ずっと我慢したり何とかかわしたりしてきましたが、どうしてももうどうしようもなくなって、ついにキレてしまいまいました。
自転車で外出中だったのですがもう無理だと大きめ声で言って、その場から離れてしまいました。
昨日からずっと続いていたのでさすがに自分を制御出来なくなってしまいました。
とりあえず頭を冷やそうと帰宅せずに1人でじっとしています。
どうでもいいような愚痴ではありますが、どこかに吐き出さずにはいられませんでした。
こんな時はどうしたらいいんでしょうかね?
もうよく分からなくなってしまいました…
にったんの回答:体験からのヒント
気持ちとてもわかります。私も1人目の時は、本当に同じ感じでした。
何をしても皮肉っぽく返されたり、自分には甘くなるのに、私にはきつくなって…。
こっちの気持ちはわからないくせに「わかって、わかって、なんでわかってくれないの?」といわれます。
落ち着いて話そうとしても「すぐ話が難しくてわからない」「私をバカにしてるの?」とか言われます。
これは男女脳の違いが大きいかもしれません。
男性は論理で白黒はっきりさせたい。それが誠実さであり愛だと思っている。
議論の結果、自分が悪ければ謝り、再発防止に努めます。
女性はとにかく主観が優位。「どちらが正しいか」より「自分が一番だと感じたい」が先にきます。
その後でなら議論できるのです。
授乳も終わってしばらくすれば、おさまってくることも多いので大丈夫かもしれません。
今は問題を先送りにして「君の言う通りだね」と伝えておけばいい。
アドバイスやディスカッションは絶対に避けた方がよいです。
問題は未解決のままでも構いません。
NLP的補足:思考と感覚のすれ違い
NLPでは「メタプログラム」という考え方があります。
思考の傾向を示すもので、いくつかの種類がありますが、特に優先する感覚のズレが出やすいです。
相談者さんは論理が大事。
一方で奥さんは身体感覚が優位になっている可能性があります。
旦那さんは論理が通らないと納得できない。
奥さんは感覚的にしっくりこないと、話の内容は理解しても建設的な会話が難しい。
相手の優位表象を理解し、歩み寄ってあげることが大切です。
他にも、視覚情報や聴覚情報が優位な人もいます。
まずは「相手はどんな感覚を大事にしているのか?」を観察してみるとよいかもしれません。
まとめと小さな一歩
パートナーシップは、正解や不正解で決まるものではありません。
相手が「いま何を感じているのか」を尊重できるだけで、空気が少しやわらぐこともあります。
全部を解決する必要はありません。
ただ「受け止め方を変えてみる」ことが、大きな一歩になるのではないでしょうか。
(文字数:約1,420字)
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