妻が当たり散らすときの心理と、夫が取るべきたった一つの姿勢

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ご相談内容

妻のことで悩んでいます。
自分の思い通りにならないと何かとあたり散らかしてイライラされます。あと1番イラってするのは、
子どもや僕には注意するのに、自分のことは良いみたいな風潮があります、、

例えば子どもがお前っていうと妻は怒るんですが、妻も子どもに怒るときにお前ってよんだり、、、

にったんの回答

あー、本当によくありますよね、こういうことって。うちの場合だと「使ったものはちゃんと直しなさい」と言っておきながら、自分の化粧品の乳液や美容液の蓋は開けっぱなし、みたいなことはよくあります。

男性って「公平性」、つまり全員に対して同じように接することが正義だと無意識に思う傾向があります。だから、状況や気分によって対応を変える人を見ると「この人どうなの?」と思ってしまうのも自然なことです。

ただ、その「正してあげたい」という気持ちが強くなると、夫婦が“敵”のような関係になってしまいます。奥さんも本当はそれが良くないとわかっているけれど、どこか中学生のヤンキーみたいに素直になれず、悪ぶってしまうこともあります。

でもそれは「私の気持ちをわかってほしい」という訴えなのだと思ってあげてください。それをしてあげられるのは、子どもでも友人でもなく、夫であるあなたしかいません。

どれだけ論理が通っていなくても、一貫性がなくても、奥さんを“わかってあげる側”に回ってみましょう。そうするうちに少しずつ心を開いてくれるかもしれません。

大事なのは「変えよう」とすることではなく、「奥さんのためになることを自分がする」という姿勢です。その結果、どう変わるかは奥さん次第。そこまでできるかどうかが、あなたの器を決める一つになると思います。

NLP的補足

今回のテーマで特に関係しているのは「ペーシング」だと思います。

あなたは相手を良い方向に導こうとしていますが、その前に必要なのは「ラポール(信頼関係)」を築くことです。
信頼関係をつくるためには、マッチングやペーシング――つまり「相手と同じリズムで存在する」ことが大切です。

共通点や同時性、言葉や動作のペースなど、観察(キャリブレーション)を通じて合わせてみてください。
たとえば、相手が吸うタイミングで自分も吸い、吐くタイミングで吐く。
そんな“呼吸を合わせる”ことからでも、関係性は少しずつ変わっていきます。

愛する人と生きていくーーその決断に勇気を

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この記事を書いた人

にったんのアバター にったん 米国NLP™協会認定NLP™トレーナー

米国NLP™協会認定NLP™トレーナー。
米国創始者から直接学び、日本国内外でNLPを実践・指導。
マネジメントゲーム(MG研修)において10年以上の実績を持ち、
延べ1,000人以上の経営者・ビジネスリーダーを育成。

また、国内最大級のパパコミュニティ「パパ育コミュ」の理事として、
育児・パートナーシップ支援にも積極的に取り組み、
朝日新聞・フジテレビ「ノンストップ!」等のメディアにも出演。

心理学・経営・家庭支援の三領域を横断し、
個人と組織の成長を支援する専門家。

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