バリューとクライテリア(基準の階層)

 人は思考あるいは行動の基準として様々な価値を持っています。それは物事を評価する基準であり、何にどのような価値を認めるかという判断にも使われています。

 また価値は様々な基準で構成されており、この価値を構成する基準をクライテリアと呼びます。 クライテリアにはその配列・順序、つまり階層があり、それを入れ替えると当然サブモダリティも変化します。

 傍からみれば、 お金持ちで成功者と呼ばれる人が少しも幸せを感じていなかったり…一流と言われる大学を出て有名企業に就職したのに、こんなはずではなかったと悩んでいたり…あるいは人が羨む恋愛や幸せに見える結婚をしても、ストレスや不安で押し潰されそうになっていたり…よく目にする光景、耳にする話です。

 どんなに必死に梯子をのぼっても、掛ける場所を間違えたら頂上で目にする景色は見たかったもの、望んだものとは決して一致しないのです。

 ですから、定期的な価値の棚卸しはとても重要です。

【ワーク1】価値とクライテリア1

人生・仕事・結婚・恋愛など様々な価値とクライテリアを導出し、考察しましょう。

【ワーク2】価値とクライテリア2

ワーク1で確認した価値とクライテリアに対して時間的条件を加えてどのように印象が変化するか、 再度考察しましょう。

(例)もし望むだけ十分な○○が・・

・すぐさま得ることができなかったら?

・長い間得ることができなかったら?

・少しだけしか得られなかったら?

 あなたはどうしますか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です