
ご相談:気づかない・興味がないと言われ続け、嫌味にだんまりになってしまいます
妻からよく、あなたはいろんなことに関心がないんだねと言われます。
先日、子どものものが届いていたのですが、他にも荷物がいくつかあったこともあり、特に気にとめていませんでした。あとから妻が開封しているのを見て何気なく声をかけたところ、「気づいてたんだ、すごいね」と嫌味めいた言い方をされてしまいました。
他には、妻と子供が一緒に外出したことについても「出かけたこと知ってた?」とさらに重ねられました。
そうなるともう何も言えなくなります、子どものことに興味がないわけではないのですが、変化に気づくのが遅いのか、妻をよくイライラさせているようです。
妻からは「よそのお父さんはもっと興味を示すのに」と比較されることもあり、どうすればいいのか戸惑っています。
にったんの回答:興味の対象が違うのは当然、比べるなら「昨日の自分」と比べればいい

わー、嫌ですね。これは私も一時期よく経験して、毎日イライラしていました。
原始時代にさかのぼると、男は外で狩りをして、女は家を守るという役割が強くありました。そのままの形で進化してきた脳の仕組みがまだ残っていると考えると、女性の興味の対象は自分の身の回りに向かいやすく、男性は身の回りのものよりも少し離れたところに興味が湧きやすいということがあるかと思います。なので、興味の対象がそもそも違うということは、お互いに認識しておいた方がいいんじゃないかなと思います。
これはいわゆる「他人と比較しない」ということの一つでもありますし、男女の性別を度外視しても、そもそも個人同士で比較するものではないと思います。比べるなら、昨日の自分と比べればいいんじゃないかなと思います。
なので、私のアドバイスとしては、とりあえず適当に流して謝っておけばいいかな、というのが一つです。ただ、適当に謝っていると「テンプレで謝ってる」「謝ればいいと思ってるでしょ」と言われることもあるかと思いますが、それはまだ謝るスキルが高くないだけなので、どうすればうまく謝れるか、うまく流せるかというスキルも高めていけばいいかなと思います。
と同時に、相手に共感するスキルも磨けるようになった方が当然いいので、相手がどういうことに興味を持っているか、家族のことにしっかり興味を持つという意思を持って、キャリブレーションしていく必要もあるかと思います。
NLP的補足:「気づく」の意味はふたりで必ずズレている——チャンクという視点
今回はすでにNLPの話が出てきていますので、少し違った観点でお話しします。今回は「チャンク」というところを気にしてみるといいかなと思います。
すべての単語、特に動詞にはズレが出てくるわけです。チャンクというのは情報のサイズのことなんですが、今回のお話で言えば「気づく」という動詞がありますね。「気づく」というのは、どうすれば気づいていることになるのか、というイメージは、2人いれば必ずずれてくるわけです。なので「あなたは気づいていない、私は気づいている」と言ったところで、その「気づいている」という意味合いは必ずずれています。
それはすべての単語に存在することですので、自分の思っている意味合いで「気づいていない」と言われてショックを受ける必要はないと思います。そして、それをいちいち話し合って合わせる必要もないと思いますので、お互いに一つ一つの言葉にズレが必ず生じているんだ、ということを軽く頭に置いておくのも一つの手かと思います。
一つ一つ合わせていけばいいんですが、それは膨大な量になりますので、合わせていくとすれば、まず2人で方向性を合わせた後に、言葉の定義を合わせていくということを繰り返していく必要があると思います。
愛する人と生きていくーーその決断に勇気を
