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【お悩み相談内容】妻の神経質さに疲れたとき
妻と意見がぶつかり、気持ちの整理がうまくできずにいます。
私は、妻がいろいろなことに敏感になりすぎているように感じていて、もう少し気楽に考えてもいいのではないかと思っています。ただ、その思いを伝えようとすると、かえって溝が深まってしまう感覚があります。
妻は、私の家族との関わりに対して負担を感じているようで、その距離感について不満を口にすることがあります。また、私が子どもと外出したり、家族以外と関わったりすることについても、周囲からどう見られるかを強く気にしているように受け取っています。私はあまり気にならない部分でも、妻にとっては引っかかる点が多いようです。
話し合いの中で、「自分の気持ちを分かってもらえていない」と言われることもあります。ただ、過去の出来事や細かな違和感を何度も振り返るやり取りが続くと、どう向き合えばいいのか分からなくなり、気持ちが追いつかなくなることもあります。
日常の中でも、子どもや生活環境に関する考え方の違いを感じる場面が少なくありません。安全や安心を重視する妻と、多少は大丈夫だろうと考える私とで、物事の捉え方にズレがあるように思います。
現在、子育てを中心とした生活の中で、それぞれの立場や感じ方が変化している時期なのだとは思いますが、この違いをどう受け止め、夫婦としてどう折り合いをつけていけばいいのか、悩んでいます。
にったんの回答(個人的見解)
まあとてもよくわかります。私の妻もおおらかではあるものの、管理栄養士をしていることもあって、食費や栄養に関しては細かく口を出してきます。可愛いものではありますが、ご相談内容を読む限り、ご主人もなかなか大変な状況かもしれませんね💦
これは「2人の普通」がぶつかっている状態だと思います。脳は燃費が悪い臓器なので、「普通こうする」というパターンを作って省エネしようとします。普段はそれでうまくいくのですが、他人との「普通」が違うと、強いストレスを感じる人も多いものです。
そして厄介なのは、その「普通」という基準に無自覚なとき。周りがバカに見えたり、自分がうまくいかない理由を他人のせいにしてしまうので、問題が解決せずに繰り返されてしまいます。
自分の普通を基準にすると、「君は神経質だから気をつけて」となり、逆に相手は「あなたが鈍感だから気を使って」となる。まさに無限ループです。基準を変えろという話ではなく、お互いがどんな基準を持ち、どんな意図でそうしているのかを話し合うことが大切です。「その基準、本当に必要かな?」と一度一緒に考えてみてはいかがでしょうか。
NLP的補足
NLPの観点から見ると、今回は「メタモデルの名詞化」が関係していると思います。「普通」「常識」といった言葉は、私たちが素早く判断するには便利ですが、夫婦や親子のように考え方が異なる関係では、むしろ邪魔になることもあります。
夫婦関係は、自分のパターンを崩す絶好の機会です。相手がバカに見えたり、イライラしたときこそ、自分の中のパターンに気づけるチャンス。「自分はなぜイライラしているのか」「相手のどの部分をバカだと思っているのか」を紙に書き出してみましょう。
最初は骨が折れる作業ですが、慣れてくるとコミュニケーションがスムーズになります。相手の世界の見方に触れると、自分の「普通」も少しずつやわらかくなるかもしれません。
まとめ
夫婦は「同じ方向を見て歩く他人」です。だからこそ、お互いの普通を押しつけ合うより、「どんな意図でそう感じるのか」を理解しようとする姿勢が関係を育てます。共感は“同意”ではなく、“理解しようとする態度”です。
焦らず、少しずつ歩み寄りながら、家族の「新しい普通」をつくっていけるといいですね。
愛する人と生きていくーーその決断に勇気を。
【本文文字数:1754字】





