子供が電車でパニック】突然の「こわい!」にどう寄り添う?落ち着かせ方とNLP的視点

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ご相談内容

2歳10ヶ月の男の子なのですが、今日突然電車に乗ってて、パニックになりました。閉所恐怖症みたいな感じで、電車を降りれば落ち着くのですが、乗ってる間「こわい!こわい!」と言ってギャン泣き、、。モノレールに乗るのは大丈夫そうで、在来線電車がダメなようです。 元々飛行機が怖かったので、乗るときは騙し騙し乗せてたのですが、電車もダメになっちゃったのかなと、心配しています。 対処法やどれくらいで改善したかなど、教えていただけると嬉しいです!

にったんの回答

 なるほど…それは実際そうなるとなかなか大変だと思います。

 よく言われることで、ちょっと眉唾かなと思う部分もあるかもしれませんが…

 私は「自分が不安になっていると子どもも不安になる」というのは結構その通りだと思います。
パパが「子どもがパニックになったらどうしよう」と思っていると、その気持ちが伝わってパニックになるということはあるんじゃないかと思います。

 もしパパ自身はそう思っていなくて落ち着いていたとしても、子どもがパニックになった後も平然としていれば大丈夫、というケースはけっこうあると思いますし、それで収まらなかったとしても、あなたが平然としていればいいのかなと思います。

  もちろん、白目をむいてしまったり泡を吹いていないかなど、危険がないかを見る必要はありますが、単に「なんとなくすごく怖がっているだけ」の場合であれば、平然と観察しておけばそのまま落ち着いてくることもあると思います。 無視して放置するという意味ではなく、「自分は平然とした態度で、どこまで来たら手助けが必要なのか・救急車を呼ぶ必要があるのか・電車を降りないといけないのか」を判断するような感覚が大事かもしれません。

NLP的補足

 こちらのケースで覚えておくといいスキルとしては「ミラーリング」だと思います。ミラーリングとは、相手のすべてを真似するという意味ではなく、相手にとって安心につながる“よく見せた行動”をそっと寄せていくことです。

 例えば、パニックになって息が荒くなっている子どもと、同じペースで呼吸をしてみる。目線や姿勢などを可能な範囲で合わせる。似たようなポーズを取ってみる。

 そしてその時、親である自分の心が落ち着いていれば、子どもがその状態に同調して落ち着いてくることがあります。そのためには、しっかり相手を観察(キャリブレーション)して、“どんな状態に寄せていけばよいのか”を見極めることが大切だと思います。

愛する人と生きていくーーその決断に勇気を

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この記事を書いた人

にったんのアバター にったん 米国NLP™協会認定NLP™トレーナー

米国NLP™協会認定NLP™トレーナー。
米国創始者から直接学び、日本国内外でNLPを実践・指導。
マネジメントゲーム(MG研修)において10年以上の実績を持ち、
延べ1,000人以上の経営者・ビジネスリーダーを育成。

また、国内最大級のパパコミュニティ「パパ育コミュ」の理事として、
育児・パートナーシップ支援にも積極的に取り組み、
朝日新聞・フジテレビ「ノンストップ!」等のメディアにも出演。

心理学・経営・家庭支援の三領域を横断し、
個人と組織の成長を支援する専門家。

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