リフレーミング

 私達は外部情報を捉えたときに、個々の内部フィルターを通して意味づけをします。言い換えれば、元々意味のない現実の行動や起きている事象に対して、自らの捉え方によってそれぞれに意味を持たせているということです。

 枠組み(フレーム)を変える、つまり物事の捉え方を変える事で意味づけが変わり、私達の反応も変化します。

 リフレーミングとは、視点あるいは捉え方を変えることによって、私達により柔軟性を与えて、可能性を広げてくれるNLPの概念の一つです。

 リフレーミングは、「内容/意味のリフレーミング」と「状況のリフレーミング」の二つに大きく分けることができます。

 ※ただただ、長所を短所に言い換えたり、問題をポジティブな言い方に替えることがリフレーミングということではありません。クライアント自身の枠組みが変わっていなければ、リフレーミングは起こっていません。

目次

内容/意味のリフレーミング

「リストラにあって職を失ってしまった」

⇒「前からやりたかった新しい仕事にチャレンジするいい機会だ」

全ての行動には、それを起こさせる肯定的な意図があります。

・それには、どのような肯定的な意図がありますか?

・それには、他にどのような意味がありますか?

・それには、他にどのような価値がありますか?

状況のリフレーミング

「身長が低く、体が小さいんです」

⇒「カウンセラーとしては、柔らかい雰囲気が出て安心感が出るね」

全ての行動には、その価値を活かせる状況があります。

・それは、他のどのような状況で役に立ちますか?

・それは、他にどのような仕事で活かせますか?

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この記事を書いた人

にったんのアバター にったん 米国NLP™協会認定NLP™トレーナー

米国NLP™協会認定NLP™トレーナー。
米国創始者から直接学び、日本国内外でNLPを実践・指導。
マネジメントゲーム(MG研修)において10年以上の実績を持ち、
延べ1,000人以上の経営者・ビジネスリーダーを育成。

また、国内最大級のパパコミュニティ「パパ育コミュ」の理事として、
育児・パートナーシップ支援にも積極的に取り組み、
朝日新聞・フジテレビ「ノンストップ!」等のメディアにも出演。

心理学・経営・家庭支援の三領域を横断し、
個人と組織の成長を支援する専門家。

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