
ご相談内容
妻が妊娠してから、態度がガラッと変わってしまいました。
つわりが始まった頃から急に冷たくなり、スキンシップもなくなりました。一緒に寝ることも断られ、近くに寄るだけで嫌そうな反応をされます。先日も一緒に外出したのですが、「隣を歩かないで」「手もつなぎたくない」と言われ、帰り道には「今は好きという気持ちがない、子どもがいるから一緒にいるだけ」とはっきり言われてしまいました。
妊娠がわかってから、家事や身の回りのことはできるかぎり引き受けてきましたし、それ自体はまったく苦ではなかったんです。でも、頑張れば頑張るほど距離が広がっているように感じて。
つわりが落ち着けば少しは戻るかと思っていたのですが、正直このまま修復できないまま進んでしまうんじゃないかと、不安でたまりません。
妊娠でここまで変わることって、あるのでしょうか?
にったんの回答
頑張るパパほど「敵」になりやすい、妊娠中の落とし穴

妊娠がわかると、特に一人目のときはパパは鼻息が荒くなるものです。頑張るぞと意気込んで、家事も育児もこなして、頼りになるって言われたいと思ったり。
単純に褒められたいと思っていなかったとしても、育児に全力で向き合おうと思うものですよね。
夫婦関係というのは、妊娠中の対応が後々すごく響いてきて、そこで失敗すると修正するのはかなり難しいです。
「男」になるより「女友達」になれ——その理由はホルモンにある
「男になるんじゃなくて、女友達になれ」というのが私のアドバイスです。
その理由は、ホルモンバランスが関わってきています。細かいことは省きますけれども、とにかく女性ホルモンが多く分泌されて、仲間には優しくするけど、その分、敵には厳しくするというホルモンが出ます。当然、赤ちゃんのことを大事に思うように仕向けるために、そういうホルモンが多く出ると考えられます。
なので、そのときに仲間と判定してもらえればいいんですが、敵と判定されたときの感じがすごいわけですよ。だから、女友達になるということを目指しましょう。
「女友達?一体どういうことなの?」と思われるかと思います。そもそも今まで彼氏・彼女の恋人だったわけですから。
それはまだご相談者さんの中に彼氏というマインドが抜けておらず、ママにとってのヒーロー、かっこいい存在になろうとしている可能性が高いですね。
「次のステージ」を待つ——以前の関係に戻ろうとしないこと
産後・妊娠中のママにヒーローは要りません。不安な気持ちや辛い気持ちをわかってくれる友達が必要なんです。
落ち着いたらまた元に戻るわけではなく、次のステージに進めるので、心配しなくて大丈夫ですよ。ちょっと最初はプライドが傷つくかもしれませんが、次のステージに進むのをとにかく滝行のように待つということです。
以前の関係のように戻りたいという思いは、捨てた方が良いと思います。
NLP的補足
「ヒーローのステート」から「女友達のステート」へ切り替える

NLP的な補足で言いますと、今回はステートが関わってくるかと思います。ステートというのは、日本語に言いますと「状態」とか「感情」というふうに言い換えられます。今回の場合、相談者さんの方は「自分はヒーローである」というようなステートにずっと入っているのかもしれません。
ヒーローとか、男とか、彼氏とか、そのステートというのは現実ではなくて、自分がそれになりきっているわけですよ。
いわば、自分が田中太郎だとして、「私は田中太郎だ」というのは現実ではなくて、田中太郎であるというステートにすごく入っている、というふうな言い方をします。
ということは、あなたが例えば「自分は男である」と強く思っているのであれば、「女友達である」というステートに切り替えましょう。
演技ではなく「なりきる」——観察とトレーニングを重ねよう
これは演技というよりかは、そういうふうになりきるというか、なっていると信じるということですね。結構トレーニングをしないと難しくて、どうしても自分の今までのパターンが出てきてしまうので、最初は難しいと思うんですけども、いろんな人を観察したりしながら、ぜひぜひやってみてください。
愛する人と生きていくーーその決断に勇気を。





