パートナーの怒りの裏にある本当の感情を見つける方法

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ご相談内容

どうしたらいいのか、本当に分からなくなっています。1歳の子どもがいるのですが、産後から妻のイライラが目立つようになりました。今は育休中です。

先日は、子どもがカタログを破ろうとしたときに妻は大声で叫び、破り捨ててしまいました。

私がとりあえず「自分が悪かったよ」となだめようとしました。でも「そういうことじゃない!」と泣きながら蹴られて、部屋に立てこもってしまいました。

蹴られたのは初めてです。
このままでは仕事の日に子どもを預けられる気がしません。

どう対応すればいいのでしょうか。

怒りは二次感情――本当の感情を見つけることが大切

怒りっていうのは、沈めたほうがいいとか、コントロールしたほうがいいっていう風潮が最近ありますよね。アンガーマネジメントなんかがその最たるものですけれども、まぁそれはそれ自体で必要なことといいますか、緊急処置としてはいいと思うんですよ。

例えば、切り傷ができたら絆創膏を貼りますよね。でも、なぜその切り傷が発生してしまうのかっていうのを突き止めないと、何度でもまた切っちゃうわけです。そのたびにバンドエイド貼るんですか、っていう話ですよね。

これは『嫌われる勇気』の中で話されていたことでして、悲しみや怒りっていうのは「二次感情」であると。二次感情っていうのは、要するに何か1つ目の感情が巻き起こって、その次に出てくるものっていう感じですね。

なんでそういうふうになってるのかっていうか、そういうふうに考えた方がわかりやすいっていう意味合いで話すんですけども、例えば悲しい思いがある。それを隠したり、それを表現する方法がうまく見つからず、怒りという人をコントロールするのにも最もわかりやすい感情を使っていると考えるわけなんですね。

なので、見てあげたほうがいいのは、その1つ目の感情が何なのかってことです。今は例えとして悲しみっていうのを挙げましたけども、辛い、しんどい、怖い、恐ろしい、などいろんな感情がありますし、その悲しみと言っても、どういうことで、どういうふうに思ったのか、感じたのかっていうところまで一緒に探っていってあげる必要があるんだというふうに思います。

確かに、そんなにすぐには見つかりません。「あなたの一次感情はなにで、どうして怒っているんですか?」みたいな、そんな質問をしたところで、相手は何のこっちゃっていうふうになります。

なので、日々の小さな振る舞いっていうのをしっかり観察をして、相手の一次感情が何なのかというのを見極めていく必要は絶対出てくるというふうに思います。

ステートを変えると、悩みの見え方が変わる

NLP的な補足で言いますと、これは「ステート」が関わっています。ステートというのは、NLPの中では、ある状態であったりとか感情のことも指しますし、物の役割などいろんなものを指すことがあります。

例えば、この奥さんは「怒りのステート」の中にいるであったり、「奥さん」というステートを演じているっていうか、なっているっていうことですね。

セミナーの中のワークで、「最近起こった話を楽しそうにしてください」みたいなことをします。ステートと話している内容を、わざとずらすわけですね。そうすると、怒っていた話もアホみたいな感じになるということですね。

意外とその話した内容と自分のステートがずれることで、その捉え方や見方が変わったり、「何をこんなに深刻に悩んでいるんだろう」とばかばかしくなって、問題を客観視することができたりします。

悩みにとらわれている方っていうのは、どんどん考えも、ステートも、言動も、全てゴール達成とは別方向・逆方向のステートを持っていると思います。1番変えるのが簡単なのはステートなので、とにかく今の悩みを真剣に悩みながら、楽しいステートで語ってみてください。

そうすると、「何でこんな馬鹿なことで悩んでるんだろう」みたいなステートになれるので、もう少し前向きな捉え方ができるようになるかと思います。

当然、これだけで問題は解決しません。まず前向きな見方ができる1歩というだけなので、それだけは注意して、1度トライをしてみてください。できれば目標が達成されるまで、何度も繰り返しトレーニングをしてみるのが最も理想的です。

まとめ――怒りの奥にある本当の気持ちに気づくこと

パートナーの怒りは、表面に出ている感情にすぎません。その奥には、悲しみや不安、孤独といった「一次感情」が隠れていることがあります。

日々の小さな振る舞いをよく観察して、相手の本当の気持ちに気づいてあげること。そして、ステートを変えることで、自分自身の見方も少しずつ前向きに変わっていくかもしれません。

愛する人と生きていくーーその決断に勇気を

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