家事も育児も頑張るのに満たされない育休パパへ

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ご相談内容

下の子が生まれたことをきっかけに育休を取り、最近職場復帰しました。
妻は子どもが声をかけると、やっていることを途中で止め、体ごと向き直して目を合わせながら対話します。
一方の私は、家事のタスクが気になってしまい、同じ場面でも家事を優先してしまいます。
いつの間にか「家事は私・育児は妻」という形が、我が家の自然な分担になっていました。
「妻が手を取られているぶん、僕が全部やらなきゃ」と笑顔で言えるような”模範的な夫”には、どうあがいてもなれそうにありません。
子どもたちもお母さん大好きで、嫉妬して拗ねてる部分だけなのかもしれませんが…

にったんの回答

子どもが生まれると、パパは拒絶され始める

子どもができると多くのママは、本能的に旦那さんへの関心が薄れて、子どもが一番になる——これは誰でもうなずけることかなと思います。
それによってパパは拒絶され始めます。それが不倫の原因のひとつかなとも思いますが、これは本能のひとつの傾向としてあるので、なかなか変えるのが難しい。
そこにドラマがあるような気がします。

今回はご相談というか愚痴みたいな内容ですので、アドバイスというよりは私の意見として話しますが、私もね、最初は「子どもファーストで考えていいよ」と妻に言っていました。
でも妻は「あなたを一番に考える」ということで合意して進めていきました。
私の意見としては、夫婦はお互いがお互いを一番に考えた方がうまくいく、と思っています。

模範的な夫は長続きしない

私も相談者さんのように考えて行動していましたが、結局、相談者さんが今陥っているような「これでいいんだろうか」「なんかしんどい」という気持ちになっていましたね。
それが模範だと世間的に思われがちですが、実際その模範って、長続きしないんですよね。
お互いがパパとママというポジションになってしまって、パートナーという感じにはならなくなります。

協業というか、ビジネスパートナーにはなるんですけど、夫婦間のパートナーシップとしては深まっていかないんです。
要するに、ある一定のラインでピタッと止まってしまう感じです。
それならまだいいんですが、奥さんは子ども、旦那さんは妻という方向に流れてしまうと、深まらないどころか、どんどん旦那さんだけがしんどくなっていって、奥さんの気持ちはどんどん離れていく、ということになっていくと思います。

戦略的に夫婦ファーストへ切り替える

それは本能的にやろうとしても難しい、と感じるのは当然のことだと思います。
だからこそ、どうするかといえば、「戦略的にいいと思って」夫婦ファーストに変えていく、ということが大事だと思います。
今まさに、ママは子どもが一番という本能に対して、パパはどうするのか、という分岐点に立っているんだと思います。

どんな夫婦の形で行くかは、当然夫婦で話し合う方がいいと思いますし、人それぞれだと思うので、こうしなければならない、というものではないんですが、もっと深めていきたい、難易度を上げていきたいと思うなら、「戦略的にいいと思って」あえてお互いがお互いを大事にする。
その余裕や愛が溢れて子どもに注がれる、という感覚を持つようになると、いずれ本当の感情が後から自然発生的に生まれてくるような感じです。
私たちは、一応それを目指しています。

NLP的補足

エコロジカル——ゴールに不都合がないかを確認する

NLP的な補足で言いますと、よくまとめられたゴールには、必要な要素をまとめた項目があります。
4つありますが、そのひとつに「エコロジカル」という項目があります。
これは、目標が達成されたときに、周りの人・環境・自分の気持ちなど、何か不都合が起こっていないかをちゃんと確認した上で、その目標でいいかどうかを確認しましょう、という項目です。

たとえば、「家族のために頑張りたい」「幸せな家族をつくりたい」という目標を持っていても、それによって自分が疲弊してしまっては意味がないですよね。
そういうゴールは、うまく達成できなかったり、達成しても本当に達成したかったものだったのかに疑問が残ったりします。

この場合、幸せな家族をつくりたいというゴール自体は、おそらく奥様とも一致していると思います。
ただ、「そのとき感じたい感情」というところに少しズレが出てきているので、具体的に何が必要で、何は嫌なのかを改めて話し合い、エコロジカルにするにはどうしたらいいかも合わせて考える必要があります。

愛する人と生きていくーーその決断に勇気を

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