妻の推し活で心が限界に…夫婦関係は修復できるのか

目次

ご相談内容

はじめまして。家庭のことで悩んでおり、相談させてください。
私は30代の父親で、幼い子どもが2人います。

最近、家庭の雰囲気が以前と変わってしまったように感じています。きっかけは、パートナーが特定の趣味に強くのめり込むようになってからです。日常的にスマートフォンを見る時間が増え、その趣味を通じた人間関係のやり取りも多くなっています。

このことについて話し合おうとしたこともありますが、こちらの気持ちを聞いてもらえていないように感じる場面が続き、その影響で言い合いになることも増えました。ある時には、子どもの前で感情が抑えきれず、涙を見せてしまったこともあります。その後、医療機関や相談機関を頼り、現在は治療を受けながら日々を過ごしています。

振り返ると、特定の出来事というよりも、日々のやり取りの中での言葉や態度が積み重なり、少しずつ心が疲れてしまったように感じています。もともと、パートナーは感情表現が多いタイプではなく、その点も影響しているのかもしれません。相手からすると、「そこまで深刻に受け取ることなのか」と感じているようにも見えます。

また、意見が食い違ったり、期待通りに進まなかったりすると、相手の機嫌が変わるように感じることがあり、最近は波風を立てないよう、肯定的に受け止めたり共感を示したりすることを優先しています。

ここ1年ほどで、住環境や生活スタイルにも大きな変化がありました。そうした環境の変化も重なっているのではないか、と考えることもあります。

自分自身、この状況とどう向き合っていけばよいのか分からずにいます。これからの家族関係について、どのように考えていけばよいのか、何かヒントをいただけたらと思っています。

にったんの回答

なんというか、かなり重症という感じですね。
私も、妻があるものにハマって抜け出せなくなり、かなり苦労した経験があります。私からすれば「そんなものをやってどうするんだ」と思うのですが、彼女からすると、所属欲求というか、すがるもの、自分をわかってくれて受け入れてくれる存在がなかったため、それに頼らざるを得なかったということでした。

つまり、自分が妻から頼ってもらえる存在ではなかった、ということです。それを受け入れられないまま、「推し活をやめろ」「相手が変わったら、こっちも変わる」というスタンスでいると、結局は堂々巡りになってしまいます。

私たちの場合は、お金がなくなり、父親から借金をしないといけない状況になり、さすがに続けられないということで、結果的にやめることになりました。

先にも述べましたが、「妻が悪い」と考えるのではなく、あなた自身が奥様の拠り所になれていない、と捉えるほうがいいと思います。今、すでに少しそう感じておられるのではないでしょうか。

ただ、奥様の支えになるということ自体、あなたにとっても相当なエネルギーが必要になります。その意味でも、かなり重い状態だと思います。正直に言えば、お子さんが反抗期になったり、奥様が立ち上がれないほど辛い出来事、たとえば犯罪に手を染めるなど、よほどのことが起こらない限り、奥様が自分を省みることはないレベルかもしれません。

ただし、奥様が本当に心から「推し活だけをしたい」というわけではないと思います。その背景にある気持ちを、しっかり指してあげたり、聞いてあげる必要はあると思います。

「お金がなくなっている」「子どもが泣いている」という理由は、本人には響きません。奥様自身も、今は赤ちゃんのように泣いている状態です。他の赤ちゃんも泣いているから泣き止め、という話が通じないのと同じ感覚です。

ここからの復帰は、かなり大変だと思います。とはいえ、もう起きてしまったことなので、家族ぐるみで他の友人たちと遊んだり、同じような境遇の人と接することで、「もしかして自分は少し偏っているのかもしれない」と客観視できる環境をつくることが、今できる第一歩ではないかと思います。

NLP的補足

マトリックス的に見ると、奥様は今、ネガティブ依存に陥っている可能性があると思います。
「自分は何もできない」「力がない」「意味がない」と感じていて、場合によっては「消えてしまいたい」といった感覚を抱えていることもあります。

そういう方は、ネガティブ依存で内省的になり、自分の中にこもりがちです。一方で、アイドルのようなキラキラした世界に、自分を重ね合わせている、いわばクロスさせている状態なのかもしれません。

インナーチャイルドという言葉を聞いたことがあるでしょうか。子どもの頃に、親や兄弟、友人から満たしてもらえなかった期待や、傷ついた体験を抱えたまま大人になり、意識では忘れていても、無意識ではずっと覚えています。

そのため、再び傷つけられたくない、過去を思い出してしまう、といった反応が起こることがあります。仮に3歳頃の体験が影響しているなら、3歳の奥様に寄り添い、「もう大丈夫だよ」と伝えてあげる必要があります。

ただし、それを特定するのは簡単ではありません。だからこそ、日常の中で根気よく、奥様のそうした部分に目を向け、話を聞いていくことが一つの関わり方だと思います。

愛する人と生きていくーーその決断に勇気を

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次