「邪魔」と言われて育つ子供はどう感じる?

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【お悩み相談内容】母親が子供に「邪魔」と言うのはどうか?

子供への接し方についての質問です。

2歳の子供に対して母親が『邪魔』と言う発言につい て、どう思いますか?

※例えば家事をしていて、足にまとわりついて来た時 とかに。

妻は小さい時から母親から当たり前に『邪魔』と言わ れていたようで、邪魔と言う言葉に対して違和感がな いようです。

その為、邪魔だから邪魔と言って何が悪いの?との 事。

私は邪魔と言う言葉は不快です。

親が子供に言う発言ではない(もちろん私にも言って 欲しくない) と思ってます。

にったんの回答:言葉の背景と受け止め方

にったん

言葉の内容よりも、自分の「感情」がどうなっているか、がカギです。

これはなかなかつらいお話かもしれません。子供はまだ言葉の意味を深く理解していない可能性もありますが、愛情表現と勘違いしてしまうと、後に友達関係でそのまま「邪魔」と言ってしまうことも考えられます。

確かに言葉の受け止め方は人によって違います。しかし「自分は平気だから」という理由で相手に同じ言葉を使うのは危うさがあります。相手がどう感じるかを大切にする視点が必要かもしれません。

また奥様が小さい頃から言われ続けてきた「邪魔」という言葉には、悲しみや苦しみが隠れている可能性もあります。その感情に寄り添い、理解することが夫婦関係を深める一歩になるのではないでしょうか。

NLP的補足:人間関係マトリックスでの理解

 

にったん

自分の感情の位置をしっかり確認しましょう。

 この状況は人間関係マトリックスで紐解ける部分もあります。奥様のお母様は「ネガティブ自立」の傾向が強く、効率を優先して厳しく接してきたのかもしれません。その影響を受けて奥様も一部が反転し、無意識に同じ表現をしている可能性もあります。

一方で、奥様自身は本来「ポジティブ依存」のエネルギーを持っていたかもしれません。しかし子育てを通じて「ネガティブ自立」の側面が強く出ている可能性があります。この背景を丁寧に探ることが必要かと思います。

「邪魔」と言われて嬉しい子供はいないはずです。本当はやめたいと思っているものの、無意識の仕返しのように繰り返してしまう場合もあります。少しずつその感情を整理していくことが大切かもしれません。

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この記事を書いた人

にったんのアバター にったん 米国NLP™協会認定NLP™トレーナー

米国NLP™協会認定NLP™トレーナー。
米国創始者から直接学び、日本国内外でNLPを実践・指導。
マネジメントゲーム(MG研修)において10年以上の実績を持ち、
延べ1,000人以上の経営者・ビジネスリーダーを育成。

また、国内最大級のパパコミュニティ「パパ育コミュ」の理事として、
育児・パートナーシップ支援にも積極的に取り組み、
朝日新聞・フジテレビ「ノンストップ!」等のメディアにも出演。

心理学・経営・家庭支援の三領域を横断し、
個人と組織の成長を支援する専門家。

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