つわりで限界のとき、夫の「しんどい」にどう向き合う?

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ご相談内容

2人目を妊娠中で、つわりが続いています。
日常の家事や育児だけでも余裕がなく、できることを絞りながら過ごしています。

そんな中、夫から体調不良を訴えられました。
表向きには労わる言葉をかけましたが、
内心では「今の自分に、誰かの看病や気遣いを受け止める余裕はない」と感じてしまいました。

もし自分が体調を崩したら、
お腹の子や上の子への影響も心配で、代わりがきかない状況です。
そのため、夫が弱った様子を見せられると、
「甘えられても何もできない」「距離を取ってほしい」と思ってしまいます。

体調が悪いときに甘えたい気持ちは理解できる一方で、
今の自分の状態では、それを受け止められないことへの葛藤があります。

こういう状況で、
自分が冷たいのかどうか、
また、夫婦としてどんな距離感が現実的なのか、考えてしまいます。

同じような立場だったら、
相手にどうしてほしいと思うのか、
参考にお話を聞けたらありがたいです。

にったんの回答

まぁこれに関しては、私も耳が痛い話ではありますが、よく一般的に言われるのは、男性は痛みや体調不良に弱く、女性は痛みに強い、みたいなところがあると思います。ただ、そんなものを主観的にどうやって比べられるかも分かりませんよね。

なんとなくですが、男性は弱ると「回復を最優先」しようとする傾向があります。一方で女性は、「周りを守らなくちゃ」という思いが強く出ることが多い。そこで、体調が悪いときほど、そのギャップが表に出てくるような気がしています。

ご相談者さんは今回、奥様の立場ですね。うちの妻も、若い頃は自分の思っていることをはっきり言えず、「傷つけるんじゃないか」と考えすぎて、いっぱいいっぱいになってから一気に爆発する、ということがありました。

僕自身も、「こういうときは、こうしてほしい」と言われると、プライドを傷つけられたように感じて、「それは俺が悪いってことなの?」とか、「俺だってこんなに頑張ってるのに」と反応してしまうことがありました。妻はそのつもりで言ったわけじゃないのに、です。

でも、はっきり言われないことは、結局忘れてしまいます。それを恐れて奥様は言えていないのだと思いますが、ここが一つのポイントです。言う関係になり、二人でそれを乗り越えられたら、次の関係に進めると思います。

次の段階に進んだからといって、こういった事態が起こらなくなるわけではありません。ただ、不足の事態が起こったときにも「また話せば戻れる」という経験やスタンスを共有できていれば、より気持ちを共有したり、お願いを伝えたりしやすくなります。

その道は決してスムーズではありません。だからこそ、「我慢し続けるか」「関係を直しにいくか」の選択になると思います。念じていても、特に男性は気づきません。

「熱が出てしんどいかも」と甘えられて、「ゆっくりしておいでね」と奥様が言った場合、その裏にある気持ちを男性はほぼ汲み取りません。ここは注意が必要です。「いつか気づいてくれる」は、100%ありません。

何も言われなければ、「自分はできている」と勘違いします。その勘違いが積み重なったあとで、「そこは違った」と言われると、「なぜそのとき言ってくれなかったのか」と関係が悪くなります。

だからこそ、できるだけ早いうちに、不満やネガティブな気持ちを共有し、修復していくほうがいいと思います。不満や不平を伝える力を上げていくしかありません。これは性格の問題ではなく、スキルの問題です。

NLP的補足

これをメタモデルで見ると、「マインドリーディング」が関わっていると思います。相手は自分の気持ちを察してくれているはず、分かってくれているはず、という思い込みです。

もちろん、100%そう思っているわけではないと思います。ただ、「つわりや育児でこんなに大変なんだから、きっと分かってくれるはず」という期待は、どこかにあるはずです。

ですが、自分が相手の気持ちを完全に分かることも、相手が自分の気持ちを完全に分かることも、基本的にはありません。分かっているように錯覚しているだけです。

だからこそ、相手の意図や感情を「察する」のではなく、「確認する」作業が必要になります。「こう思っているはず」「この人はこうに違いない」という思い込みは、手放したほうがいいです。

昨日Aだと思っていたことが、今日はB、さっきまでAでも今はC、ということは普通に起こります。一貫性なんて人間にはない、くらいに思っておくと、少し楽になるかもしれません。

愛する人と生きていくーーその決断に勇気を

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