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【お悩み相談内容】育休中に夫婦仲が悪化…怒り・暴言・すれ違いが続くときの向き合い方
育休中の夫婦仲について、同じような状況の方がいればと思い投稿します。 私は9月から育休を取り、現在5ヶ月目です。長い時間を同じ空間で過ごすうちに、夫婦仲が悪くなってきました。 主な原因は次の通りです。 ・私が同じミスを繰り返し、妻がきつい口調で怒る ・暴言はやめてほしいと伝えても、「注意を守らないあなたの問題」と言われる ・子どもの足が冷たかった件で平手打ちされ、口論の末、私が家を2日空けた ・謝罪して戻ったものの、妻は「子どもを守るために手が出た」と主張し、今も許されていない 育休中は、食事作り・掃除・猫の世話・買い物・在庫管理などを担当し、友人とも会わず、お酒も飲んでいません。ただ、育児については「雑だ」とずっと言われており、信頼してもらえていません。ようやく最近、寝かしつけができるようになった程度です。 現在は、こちらから話しかけても最低限しか返事が返ってこず、関係が冷え切ってしまうのではと不安です。 3月から仕事が再開し、距離ができれば少しは改善するのでは…と期待しています。長文を読んでいただきありがとうございました。 ⸻
にったんの回答(個人的見解)
あれま…。これはかなり危険な状態といいますか、危機的な状況だと思います。 一度関係が危うくなってから戻すのは、かなり難しいところがあります。ただ、人間関係のトラブルはどちらが悪いと決めつけるよりも、双方に要因があると考えた方が建設的です。 今回のケースでいえば、奥さんはご自身の状態や不満が爆発する前に、適切に伝える必要があったと思いますし、何でもミスを “ミスした人のせい” にする考え方は見直さなければいけません。なぜミスが起きるのか、その原因や改善策を落ち着いて一緒に考える必要があります。 怒られ続けると人は慌てて、さらにミスを増やしてしまう傾向があります。ここに気づけないと、前に進みにくくなるのですよね。つまり、ミスが続く背景には “怒られる環境そのもの” が影響している可能性もあるわけです。 ご相談者さんである旦那さんも、すべてを自分の責任だと抱え込む必要はありません。落ち着いて、どうすればミスが減るのかを考えれば十分です。 今は奥さんのネガティブ自立が強く出ていて、ご相談者さんがポジティブ依存に傾いているように見えます。奥さんの言葉をそのまま深刻に受け取りすぎず、まずは「促す」姿勢を意識するのが大事かもしれません。 男性は責任を感じるほど相手の言葉を “本音であり事実” と捉えがちですが、女性は感情を優先して言葉を発することがあります。この差を理解しておくと良いように思います。 そして、男性はすぐに答えを出したくなる生き物ですが、いったん “答えを出すことを保留する” という姿勢も必要かもしれません。
NLP的補足
人間関係マトリックスで見ると、奥さんがネガティブ自立、ご相談者さんがポジティブ依存になっています。これは良し悪しではなく、お互いが自分自身を見つめ直す必要があるという状態です。 ただ、今の家の中の状況では、すぐに問題を解決しようとしても難しいと思います。落ち着ける状態でないと、話し合いそのものが成立しないからですね。 少し時間と距離を置き、嵐が過ぎ去るのを待つことが先決かもしれません。 また、ミスが続いたり、うつ状態のような “症状が出ている人” が原因とは限りません。別の要因がご相談者さんのミスを誘発している場合もあります。そこを丁寧に探っていくことが、家族にとって大切だと思います。
まとめ
育休中は、夫婦の距離が近くなるぶん、お互いのストレスが直撃しやすくなります。今回は、怒り・ミス・不信のループが重なり合い、関係が固まってしまったケースに見えました。 まずは距離を取り、心の温度が少し下がるのを待つこと。そして、言葉を “事実” ではなく “感情の表れ” と捉え直すこと。この二つが、関係をほどく最初の一歩になるかもしれません。
愛する人と生きていくーーその決断に勇気を。







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