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【お悩み相談内容】不機嫌な夫に「ハグしないの?」と言われた時の心の負担
ある出来事をきっかけに、相手との距離感について考え込んでしまいました。
一緒に過ごしたあと、労いの言葉は伝えたつもりでしたが、後になってから「もっと気持ちが伝わる関わり方があったのではないか」という不満を示されました。その言い方が少し不機嫌に感じられ、戸惑ってしまいました。
そのとき、相手は疲れているように見えたため、こちらとしては無理に踏み込まず、様子を見ながら接していたつもりでした。正直なところ、相手の余裕がなさそうな状態の中で、自分から積極的な関わりを持つ気持ちにはなれませんでした。
もし何かを求めているのであれば、言葉で伝えてもらえたら対応の仕方も違ったのではないか、と感じています。それでも「察して行動しなかったこちらが悪い」という空気を向けられると、どう振る舞えばよかったのか分からなくなります。
相手の気持ちを思いやることと、自分の感じ方を守ることの間で、どうバランスを取ればいいのか悩んでいます。
にったんの回答(個人的見解)
なるほど、男性として耳が痛いお話です。旦那様に代わって謝りたい気持ちになります。本当にすいません。
そして同時に、旦那さんの気持ちもなんとなくわかる気がします。ただ、それを言っても仕方がないので少しだけお話させてください。
「私は悪くない、相手が悪い」というスタンスのままだと、関係は止まったままになります。客観的に見ると、旦那さんのわがままに見える部分もあるかもしれません。ですが、「相手のせい」にした瞬間、実は同じ土俵に乗ってしまうんですよね。
ではどうしたらいいのかというと、結局のところ自分が変わるしかありません。とはいえ、あなたが変わっても相手が変わるかは相手次第。ただ、あなたができるのは「自分のあり方」を整えることだけです。
「あなたが変わったら私も変わる」という状態だと、永遠に動きません。そして「変わらないかもしれない」と思っているうちは、本当に何も変わらないままです。
なので、問題が起きているというよりは、あなたの潜在意識が「変わりたくない自分」を守っている状態とも言えます。耳が痛い話ですが、どの夫婦にも必ず向き合う場面が出てきます。
より深い関係にしたいのか、それとも「そこそこでいい」のか。それによって見つめ方は変わると思います。
NLP的補足
旦那様のお話を聞いていないのでわかりませんが、おそらくマトリックスで言うとお二人は今クロスしていない状態だと思います。旦那さんはハグしてほしいとかスキンシップを求めている表現としてはネガティブ自立で批判的な感じなんですが、おそらくスキンシップが無いということにすごく悲しさを感じていて、内面的にはネガティブ依存の状態になっているんじゃないかなと思います。
それに対して相談者である奥様はおそらくネガティブ自立。「そんな言い方しなくてもいいんじゃないの」「もっとこうしたほうがいいんじゃないの」というような感じになっているのではないかなと思います。そうするとクロスしている時よりも、もっと相手のことが感じにくくなったり、考えがわかりにくくなったりします。
もう一つのパターンはネガティブ自立の位置の取り合いになっているかもしれません。子供さんの状況がわかればもう少し具体的にはわかるのですが、例えば子供がミスばっかりしたり、急に泣きわめいたりして気を引くようなことをし始めたり、それに極端に怒っているというのであれば、ネガティブ自立の位置の取り合いかもしれません。ただ、なんとなくちょっとそれは違うような気がします。
やるべきこととしては、旦那さんがなぜそういうことを言おうとしたのか、その意図であったり言葉じりを捉えるのではなく、その悲しさや辛さがどこから来ているのかを一緒に探っていくことが必要だと思います。そして「自分も同じようなところが絶対あるはずだなぁ」と思って見てあげることが大事になります。
「自分もこういうふうに愛して欲しかったなぁ」「こういうふうに接して欲しかったけど、私は言えなかったなぁ」というふうに一度考えてみてください。
まとめ
不機嫌な相手にスキンシップを求められるのは、とても負担が大きいものです。ただ、一見わがままに見える行動の裏には、その人なりの「満たされなさ」や「悲しさ」が隠れていることがあります。
相手が変わるかどうかではなく、自分の在り方をどう整えるか。そこから人間関係はゆっくりと動き出します。あなたが自分を守りつつ、無理のないかたちで関わり方を選べますように。
締め:愛する人と生きていくーーその決断に勇気を





