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【お悩み相談内容】不機嫌な夫に「ハグしないの?」と言われた時の心の負担
愚痴です。
夫と子どもで泊まりがけで遠出をして帰ってきたときのことです。帰ってきて、お疲れ様など労いの言葉がけをしたのですが、翌日に「普通お疲れ様ってハグとかキスはしないの?」と不機嫌に言われました。
その前日も、疲れていることと、子どもがいうことを聞かなすぎて、不機嫌でした。
不機嫌で、気を遣ってる相手に、ハグだのする気は起きませんよね。。したいなら、「ハグしていい?」とか聞いてきたらいいのに。
お前がしてこないのが悪いという感じです。
どうしたもんですかね。ちなみに、たびたびフキハラ、精神的DV気質な夫です。
にったんの回答(個人的見解)
なるほど、男性としてなかなか耳の痛いお話ですね。旦那様に変わって謝って差し上げたいと思います。ほんとにすいません。と同時に男性の旦那さんの気持ちっていうのもなんとなくわかる気がします。と言っても仕方がないので、ちょっと説教臭くなってしまうかもしれませんが、これは「私は悪くないけど、相手が悪い」というふうなスタンスになってしまいます。
まぁ、実際に客観的に見たり多くの方は旦那さんのわがままみたいな感じには映るかもしれませんが、問題は旦那さんのせいにしたり、「あなたがこういうふうにすれば良いのよ」ということを言ってるという時点で、旦那さんと同じことをあなたはしてます。
じゃあどうしたらいいのかという話ですが、当然あなた自身が変わるしかありません。ただ、それによって相手が変わるかどうかは相手次第です。あなたができるのはあなたが変わること、それ1点のみです。
「まずあなたが変わったら私が変わってあげるわ」というふうに接すると、お互いそう思っていると何も変わらないっていうのはわかるでしょうか?そして「これをやったって変わるかどうかわからない」というふうなスタンスでいると、結局は何も起こらないので、変わらない関係は固着状態のままです。
だから問題が起こっているというよりかは、あなたの潜在意識がやりたいことを叶えてくれているような状態です。「自分から変わりたくない」だから「自分で変わらなくて良い状況」を用意してくれているということですね。耳が痛い話だと思いますし、場合によっては「何のことが全くわからない」という感じになるかもしれません。
でも、これはどのご夫婦、どんな人間関係であっても見つめていく必要は必ず出てきます。人間関係や夫婦関係をより深いものにしたいのであれば向き合っていく必要がありますが、「そこそこで良い」のであれば、あまり見つめる必要はないと思います。そこはそれぞれの価値観で意思決定していくことになると思います。
NLP的補足
旦那様のお話を聞いていないのでわかりませんが、おそらくマトリックスで言うとお二人は今クロスしていない状態だと思います。旦那さんはハグしてほしいとかスキンシップを求めている表現としてはネガティブ自立で批判的な感じなんですが、おそらくスキンシップが無いということにすごく悲しさを感じていて、内面的にはネガティブ依存の状態になっているんじゃないかなと思います。
それに対して相談者である奥様はおそらくネガティブ自立。「そんな言い方しなくてもいいんじゃないの」「もっとこうしたほうがいいんじゃないの」というような感じになっているのではないかなと思います。そうするとクロスしている時よりも、もっと相手のことが感じにくくなったり、考えがわかりにくくなったりします。
もう一つのパターンはネガティブ自立の位置の取り合いになっているかもしれません。子供さんの状況がわかればもう少し具体的にはわかるのですが、例えば子供がミスばっかりしたり、急に泣きわめいたりして気を引くようなことをし始めたり、それに極端に怒っているというのであれば、ネガティブ自立の位置の取り合いかもしれません。ただ、なんとなくちょっとそれは違うような気がします。
やるべきこととしては、旦那さんがなぜそういうことを言おうとしたのか、その意図であったり言葉じりを捉えるのではなく、その悲しさや辛さがどこから来ているのかを一緒に探っていくことが必要だと思います。そして「自分も同じようなところが絶対あるはずだなぁ」と思って見てあげることが大事になります。
「自分もこういうふうに愛して欲しかったなぁ」「こういうふうに接して欲しかったけど、私は言えなかったなぁ」というふうに一度考えてみてください。
まとめ
不機嫌な相手にスキンシップを求められるのは、とても負担が大きいものです。ただ、一見わがままに見える行動の裏には、その人なりの「満たされなさ」や「悲しさ」が隠れていることがあります。
相手が変わるかどうかではなく、自分の在り方をどう整えるか。そこから人間関係はゆっくりと動き出します。あなたが自分を守りつつ、無理のないかたちで関わり方を選べますように。
締め:愛する人と生きていくーーその決断に勇気を
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