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【お悩み相談内容】夫の嫉妬、どう受け止める?
男性の感覚を教えていただきたくて、ご相談させてください。 夫婦での出来事をきっかけに、少し考えさせられました。 ある日、家族で夫の親友A氏に会いに行ったときのこと。 A氏は独身で、子どもや動物によく懐かれるタイプ。うちの子もすぐ打ち解けて、楽しそうにしていました。 観光の途中、子どもがA氏と手をつなぎ、私の手も取って「ブランコして!」とぶら下がってきました。 いわゆる「手つなぎブランコ」です。 その場には夫もいて、特に気にせずそのまま応じました。 けれどその後、夫から「あれ、すごく嫌だった」と言われました。 普段、嫉妬や独占欲を見せない夫だったので、正直驚きました。 本人いわく「男の嫉妬はみっともないと思って、表に出さなかった」とのことです。 あの時、私にはまったく悪気はありませんでした。 でも、「嫌だった」という夫の気持ちは、ちゃんと受け止めたいと思いました。 嫉妬って、愛情の裏返しなんだと思います。 小さなすれ違いからでも、相手の感情を丁寧に受け取ることが大事ですね。
にったんの回答(個人的見解)
にったん嫉妬は、愛情とは真逆の感情です。
逆の立場ですが、私も過去に似たようなことで、彼女を怒らせた経験があるなあと感じました。あまり男女の区別を意識せず、誰とでもフラットに接していたため、恋人が「男女の線引き」を重視するタイプだと、衝突が起きやすかったです。
嫉妬や独占欲を見せないご主人というのは、「感情を出さなかった」という可能性もあります。相談者さんがそのサインを見落としていたのかもしれません。「そういう性格だ」と決めつけるより、見えない感情があったかもしれないと受け止めることで、今後の関係がより良くなるかもしれません。
また「嫉妬は愛情の裏返し」とよく言われますが、NLP的には、嫉妬は「コントロール欲」や「期待」の裏返しとも考えられます。相手を自分の理想像に合わせようとする気持ちが、嫉妬の根にあることもあります。
愛情とは「相手が幸せであることを喜べる心」かもしれません。見返りを求めず、相手の笑顔を自分の喜びにできる状態です。もしイライラや嫉妬が出たときは、「自分はまだ何かを求めているのかも」と内省するサインとして受け止めてみてもよいでしょう。
信頼し続けることは簡単ではありませんが、その積み重ねが「愛」に近づくプロセスなのかもしれません。
NLP的補足:キャリブレーションの大切さ



「観察」を常にし続けることが重要です!
NLPの視点では、今回のテーマは「キャリブレーション(観察)」が鍵です。人は、慣れや経験を通して、相手を「こういう人だ」と決めつけて見てしまう傾向があります。これはエネルギー節約のために自然に起こる現象です。
しかし、この「決めつけ」が、関係のすれ違いを生むこともあります。今回のケースでも、「夫は嫉妬しない人」と思い込んでいたことが、感情の見落としにつながったのかもしれません。
キャリブレーションとは、相手を「観察し続けること」。一瞬ごとに表情や態度、声のトーンを感じ取り、「今、この人は何を感じているのか」を推測し続ける姿勢です。1秒前の相手と、今の相手は違うかもしれません。その前提に立つことで、より丁寧な関係構築が可能になります。
完璧に読み取る必要はありません。大切なのは、「見ようとする意志」です。小さな変化を拾い、そこから想いを汲み取ることが、信頼関係を深める一歩になるでしょう。















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