
ご相談内容
ちょっとしたことで口論になってしまうことがあります。大抵は自分に非があると感じているので、しばらくしてから謝るのですが、そのたびに「謝ればいいと思ってるでしょ」と返されてしまいます。
先日も同じように謝ったところ、そのあと無視されてしまいました。5分ほどしてから「無視されるのは辛い」と伝えると、やはり責めるような言葉が返ってきました。
普段は妻の意見が理不尽だと感じることはほとんどなく、素直に受け入れることが多いのですが、今回は仕事でかなり消耗していたこともあって、つい言い返してしまいました。
きっかけは、自分の食事のことでした。妻が私の食事内容を気にして勝手に変えてしまったうえ、嫌味のような言い方をされたことが引き金になりました。「自分のことくらい自分で決めさせてほしい」という気持ちが抑えられなくて、そこから口論に発展してしまいました。こういったとき、皆さんのご家庭ではどのように折り合いをつけているのでしょうか。アドバイスがあればぜひ教えてください。
リアクションしない。感情のゴミ箱から抜け出す第一歩【にったんの回答】

夫婦で本音をぶつけ合ったり意見を交換したり、ディスカッションするということはとても大事な一面があると思います。ご相談者さんのお話を聞いている限り、一度落ち着いて自分の意見を言うということが大事だと思います。言い換えると、リアクションしないということですね。
今すでに関係性において、家族の感情のゴミ箱みたいな形になっています。ネガティブな感情を引き受ける役割になってしまっているからです。そうすると自分のパワーもどんどん失っていくということが起こってきますし、そのゴミ箱でいることに嬉しさみたいなものを感じ始めてしまいます。
やめようと言ってもなかなか難しいとは思いますが、とにかく今すぐ判断するのはやめましょう。自力をつけて、どちらが良い悪いとか言うのをやめます。その場でうまくいなそうとしても難しいので、3日ぐらい落ち着いた段階で、お互いの気持ちが静まっているときに気持ちを話すという訓練をできるだけするようにしてみましょう。
今のままですと、子どもがするよりも醜い結果になっていると思います。言葉を使って相手を傷つけたり、皮肉を言ったりすることも起きているので、とにかく今すぐできる限りやめるよう努力してみましょう。なってしまうのは仕方ないとしても、ならないようにする意識を持つことが大事です。子どもへの悪い影響についてお互いどう思っているのかというところも話し合うために、今日その場で反応しないようにしてみましょう。
ネガティブ自立とポジティブ依存。関係の固まりを崩すために【NLP的補足】

少し面白い視点で言いますと、奥さんも明らかにネガティブ自立なところにいらっしゃって、旦那さんの方が右上のポジティブ依存にいるという状態です。この感じですと、かなりその関係が固まってきている、ある種安定してきているような感じがします。
なのでこれを崩すのは結構骨が折れる作業になると思いますが、とにかくその場でポジティブ依存以上にならないように気をつけていきましょう。一つはリアクションを取らないということですね。笑顔で聞いて、妻がどんなことを言ってこようが「そっか、そっか」と言う、そのことですら言わなければいけない場面もあったりするので、そういうときは少し時間を置いたり、3日ごとに伝えるということをすることで、少しずつパワーを取り戻していきます。
奥さんの内面では——これは予想の範疇を出ませんが——自分のパワーのなさを隠すために、自分にエネルギーやパワーの強さがあるということを保持したいのだと思います。その保持させてくれる対象が、今ご相談者さんになってしまっています。
なのでそれを手放してしまうと、自分の弱さと向き合わないといけなくなってしまう。それが怖いので怒り狂うことで、あなたをその場所から動かさないようにして、自分の不安を見ないようにしようとしているんじゃないかという見方ができると思います。
愛する人と生きていくーーその決断に勇気を





