妻の「正論」に疲れた夫へ。家庭の小さな喧嘩を穏やかに収める方法

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ご相談内容

うちのつまらない喧嘩です。

娘をトイレに連れて行った時にことは起こりました。

おまたを拭くときのトイレットペーパーの使い方で娘と妻が喧嘩。パタパタ折りたたんで拭きたい妻と、くしゃくしゃっとしてから拭きたい娘。くしゃくしゃとしてるのはわたしが拭いてあげるときの真似のようで「パタパタしない!くしゃくしゃがいい!」という娘と「くしゃくしゃしたらトイレ詰まる!!ダメ!!」て大喧嘩。間に入ってとりあえず拭いてあげました。私はパタパタする習慣が自分にないことを伝えると妻は目が点に。

そこからくしゃくしゃじゃなくぎゅっと握りしめるのが嫌やったと難癖を色々つけてきたので「はあ面倒くさい」とポロッと私が言ってしまい「はあ?じゃあお前が全部やれや」とゴングが鳴りました。

トイレのあとも風呂があって連れてく必要があったのにそこで喧嘩したらなんにもできなくなるのを分かってるのに「詰まるからダメ」と子供に伝わらない理由を言葉の力任せで従わせようとしたのが気に入らないです。

何でもかんでも正論言って従わせるのが癖になっており、私に対して話す時も常に正論だけ。しかも無自覚で。

一体どうしたもんでしょうか…

にったんの回答

うわぁ、これはなかなか大変ですね。

優先順位を考えずに手順を優先してしまう、典型的なパターンかと思います。おっしゃる通り、子どもはまだ論理が理解できず、感情で判断する段階です。

奥様の「トイレが詰まる」「紙が無駄になる」というのは正しいですが、正論はお互いが理解できる立場でのみ成立します。特に子どもには、気持ちをわかってあげる方が近道です。

「トイレットペーパーは折って使うもの」と押し付けると、場も収まらず信頼関係も築きにくくなります。

そしてパパとしても、つい突っ込みたくなる気持ちは分かりますが、家庭では「ママの味方」を意識しておく方が平和です。ママも一生懸命、子どものために動いているはず。まずママの気持ちを沈めてあげて、子どものフォローはそのあとで大丈夫です。

NLP的補足

この奥様は、おそらく性格診断で言うと「緑色タイプ」かと思います。

決められたルールに従って安心感を得る傾向があり、計画的に物事を進めるタイプです。そのため、予定外の出来事や自分と違う行動パターンに出会うと混乱しやすい側面があります。

行動の前に「いつ」「何を」するのか確認しておくと安心し、相手の価値観に寄り添う姿勢を見せることで関係も安定します。また、無意識のルールを持っている場合が多いので、それを言葉で確認してあげると客観性が高まり、衝突を減らすヒントになるでしょう。

愛する人と生きていくーーその決断に勇気を

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この記事を書いた人

にったんのアバター にったん 米国NLP™協会認定NLP™トレーナー

米国NLP™協会認定NLP™トレーナー。
米国創始者から直接学び、日本国内外でNLPを実践・指導。
マネジメントゲーム(MG研修)において10年以上の実績を持ち、
延べ1,000人以上の経営者・ビジネスリーダーを育成。

また、国内最大級のパパコミュニティ「パパ育コミュ」の理事として、
育児・パートナーシップ支援にも積極的に取り組み、
朝日新聞・フジテレビ「ノンストップ!」等のメディアにも出演。

心理学・経営・家庭支援の三領域を横断し、
個人と組織の成長を支援する専門家。

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