ゆらのと・コミュニケーションスタイル
概要
ビジョン
- ビジョン心理学・シュタイナー神智学: 自我を手放し、目の前の人の幸せこそが自分の幸せであるという利他的な考え方をベースとする。損をすることを自ら選択し、そのこと自体に喜びを見出すことで、真の充足感を得られるというビジョンを持つ。
幸福感の定義
- アドラー心理学:幸福感を感じる指針となる三つの柱
- 他者貢献:「私の存在は周りの役に立っているんだ」という感覚である。
- 自己受容:「そんな私は、自分のことが好きである」
- 他者信頼:「私は、周りを友人のように信頼している」
三つの柱を実践する際の理論
- 人間関係マトリクス: 他者との関係性を可視化し、より良い関係を築くためのヒントを得る。
センターを感じるための最も基本的な行動とNG行動
- 以下の6つのステップで、相手の話に深く共感し、信頼関係を築く。
- 感嘆: 「え!」「うわ~!」など、相手の話を驚きをもって受け止める。
- 反復: 「そうだったんですね」「なるほど」など、相手の言葉を言い換えて繰り返す。
- 共感: 「嬉しいですよね」「楽しいですね」など、相手の気持ちに共感を示す。
- 称賛: 「私にはできないなぁ」「すごい!」など、相手を褒め称える。
- 質問: 「どうなったら嬉しいですか?」など、相手の話に興味を持っていることを示す具体的な質問をする。
- 応援: 「そうなったらいいですね!」と、相手を応援する。
- NG行動
- 否定:「それは違うね」「そのやり方はだめ」
- 愚痴:「だってできるわけないよ」「でも大変なんだし」
- 悪口:「あいつはほんと人の気持ちを考えないよ」
- アドバイス:「もっとこうした方がいい」「なんでこうやらないの?」
- 専門用語:「認知行動療法でいうと…」
より体系的に深い信頼関係を築いたり、他者を導く強さを得る。
NLP: 相手の言葉や行動を分析し、より効果的なコミュニケーションを図る。
モデルの注意点
- チームとして何か大きな成果を達成しようというものではありません。
- あくまでも、個人が個人としてのつながりの中で、お互いの存在がお互いのためになるようなコミュニティを存続、維持させることを目的に考え出されたモデルです。
- それぞれ大切にされている家族や仲間がいて、その方たちを本当に大切にするための集まりです。もちろん、コミュニティは仲間ですが、あくまで個人の集まりです。
まとめ
資本主義や民主主義の荒波の中で、大きな価値観の流れに疑問を感じながらも、いったい自分はどうありたいのかが分からず、流れの早い川にひとりポツン…と恐れている方が増えているように感じます。私もそうです。だから、みんなで時折は集まって、いろいろ話をして、まだ泳ぎたい、そんなコミュニティでありたいのです。