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【相談内容】父親としての思いと現実のギャップ
私は父親で、現在育児休業中です。
出産後、パートナーは産後1カ月健診までの間、少し距離のある実家に戻っています。その期間中に一度言い合いになってしまいましたが、話し合って今は落ち着いていると思っています。ただ、健診が終わってからも、まだ自宅には戻ってきていません。
実家には親戚も多く、人手も十分にあるため、育児の面では助かっているのだろうと感じています。一方で、私は育休を取り、育児や家事を自分のこととして関わっていきたいという気持ちが強く、正直なところ、その思いがなかなか形にできていない現状にもどかしさを感じています。帰ってくる時期についても、はっきりとは教えてもらえず、不安になることがあります。
また、パートナーは友人に子どもを会わせているようなのですが、私が同じように会わせようとすると、急に態度が変わったように感じる返答をされ、あまり前向きではない様子が伝わってきます。
ほぼ毎日のように子どもに会いに行ってはいるものの、滞在時間に制限があり、短時間で帰ることになります。出産に立ち会い、父親としての実感が少しずつ芽生えていた中で、こうした状況が続くと、その気持ちが薄れていってしまうように感じることもあります。
同じように、産後の時期に距離を感じたり、父親としての関わり方に悩んだりする人は、どれくらいいるのでしょうか。
にったんの回答:妻の変化と夫の立場
それはなかなか辛い状況ですね。 すぐに状況を改善するのは難しいかもしれません。 なぜなら奥さん自身も、自分の心境の変化に気づいていない可能性があるからです。
同じ出来事ではなくても、多くの夫婦に似たことが起きています。 出産前後で妻の態度が急に変わり、問いただしても納得できる答えが返ってこない。 悪者にされてしまうことすらあるのです。
本人ですら何が起きているのか気づいていない場合もあります。 だからこそ、奥さんの本当の意図に気づいてあげる必要があります。 ただしそれには信頼関係の構築が欠かせません。
妊娠後はオキシトシンというホルモンが分泌されます。 「子どもを強く守りたい」という意識が高まるため、仲間以外を敵と感じやすくなります。 夫が敵と認識されると、理屈は全く通じなくなります。
辛いのは女性自身がその変化に気づけないこと。 一方で男性も、結婚前と同じように「彼氏」感覚で接してしまう。 そのズレがすれ違いを生むのかもしれません。
だからこそ男性は「妻にとって最高の女友達」を目指す。 これは簡単ではありませんが、一つの方向性になるかもしれません。
NLP的補足:信頼関係は観察から始まる
NLPの視点で言えば「ラポール(信頼関係)」が重要です。 「この人なら話してもいい」と思わせられるかどうか。 それが関係改善の出発点になります。
そのためには自分の弱さや悲しみを隠さずに見せることも大切です。 相手に「安心できる存在」と感じてもらう工夫が求められます。
具体的には、相手の呼吸や声の速さ、まばたきや仕草を観察します。 NLPではこれを「キャリブレーション」と呼びます。 小さなサインを見つけ、合わせていくことが信頼構築の第一歩になります。
まとめ:父と母の距離を縮める小さな一歩
夫婦のすれ違いは、出産という大きな出来事の後に起こりやすいものです。 すぐに解決できなくても、観察と共感の積み重ねが大切です。 「味方であり続ける姿勢」を示すことで、少しずつ関係は変わるかもしれません。 小さな一歩が、未来の大きな安心につながります。





