子どもへの叱り方がつらい…人格否定になってしまう夫と向き合うには?

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ご相談内容

子どもの叱り方についてお聞きしたいです。

夫がカッとなってすごくひどいことを子どもに言ってしまいます。

子どもも、なかなか言うことを聞かず、何度も同じことで注意されるのも悪いですが、叱るにしても人格を否定するようなワードを出すのは、どうかと思います。

冷静になってとか、その言い方はちょっと、、と言うのですが、なかなか改善しません。

子どもは父親(時には家族みんなに)に嫌われていると思っているのか、そういう発言をします。 長男(小2)は特にその傾向があり、長男ばかり叱ってしまいます。 「俺にはもう無理だ」と息を荒げていても、少し外で頭を冷やすなど怒りをなんとか鎮めようとはしているのは見てとれます。

どのようにすればよいでしょうか?

にったんの回答

 確かに、時折そのように叱りつけているパパをたまに公園で見たりします。遊具の使い方やおもちゃの遊び方についても、いちいち言及するような感じですね。

 旦那さんがどのように接するかと言うのは、旦那さんが考えることなので、あなたの課題ではありませんが、確かに強いネガティブな感情を発散してる人と一緒にいるのって怖いですよね。ただ旦那さんご本人もよくないことだとか抑えようとしていると言う意思が見て取れますので、そこはなぜそのような感情をコントロールできないのかであったりとか言葉で伝えればいいのに、感情的になってしまう。その理由や背景を一緒に探っていくと言うことが重要かと思います。

 これは完全に推測ですけれども、こういったケースの場合、おそらくは旦那様のお母様との関係がおそらく良くない可能性が高いです。非常に厳しいお母様に育てられて、これがあれが良いと言うふうに先回りをしていろいろ教えられて、ご自身をするに不満がありながらもお母様に逆らうことができずに不満を募らせていったと言うことだという風に思います。

 そして、そのお母様みたいにはなりたくないと言う思いが逆転して少しネガティブな形で子供たちに向いているんじゃないかと言うふうに思います。

 念押しますが、完全に推測でありますし、もっと具体的なエピソードが旦那様の裏に隠れていると言うふうに思いますが、重要なのはそのことをしっかり聞いてあげると言う事と同時に自分の中で何か感じているものがあったりするのではないでしょうか。

 自分のほうになるべくベクトルを向けるようにしましょう。一見問題に見える人が問題の原因と言うことでは必ずないと言うふうなことだけ念頭に置いておくと良いと思います。

NLP的補足

 このケースですと、旦那様はかなりネガティブ自立に偏っていってしまっていると言うふうに思います。おそらくお母様がネガティブ自立になっていて、自分は子供の頃ポジティブ依存だった。ポジティブジョンの人は周りを明るくする事は得意だけれども、何か物事を進めたり、ミスを発見して周りの役に立ったりすると言うことができない役立たずと言うふうなセルフイメージを持つ傾向があります。

 その傾向があると言う事は、いつか誰かの役に立ちたいと言うふうな気持ちを持って大きくなります。それ自体は良いことなのですが、役に立つ方法と手段の1つとしてネガティブな感情を怒ったりして、不安などで相手コントロールすると言うことで、役に立とうと言うふうにしてしまうと言うところがあると思います。ただ、そこで奥様としては、その旦那さんをコントロールすると言うことではなくて、ご自身としてはその反対側のポジティブ依存に行って、とにかく家族を明るくしようとかしたりせずに、まず相手に振り回されないようにすることで、旦那様のネガティブ自立のほうに走ってしまうと言うのが少し弱くなるんじゃないかと言うふうに思います。

愛する人と生きていくーーその決断に勇気を

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この記事を書いた人

にったんのアバター にったん 米国NLP™協会認定NLP™トレーナー

米国NLP™協会認定NLP™トレーナー。
米国創始者から直接学び、日本国内外でNLPを実践・指導。
マネジメントゲーム(MG研修)において10年以上の実績を持ち、
延べ1,000人以上の経営者・ビジネスリーダーを育成。

また、国内最大級のパパコミュニティ「パパ育コミュ」の理事として、
育児・パートナーシップ支援にも積極的に取り組み、
朝日新聞・フジテレビ「ノンストップ!」等のメディアにも出演。

心理学・経営・家庭支援の三領域を横断し、
個人と組織の成長を支援する専門家。

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