「なんども言わせないで」のワナ

こんにちは!

小さな子供と過ごしていると、苛立ちを覚えたり、腹が立つことはよくあります。

例えば、

  • ティッシュを使いもしないのに、何枚も何枚も出す
  • 携帯電話をかじる、なめる、落とす
  • ゴミ箱を漁る
  • 棚の中のものを全部出す などなど…。

こんな時に、ついつい、 「もう!昨日も言ったやん!何度も言わせないでよ!」 と、言いたくなります。

気持ちはわかりますが、親がするべきことではありません。 それは理想の親として、そんなことを言ってはいけないという意味ではありません。 その子が何をするのかは、その子が決めることなので、私が決められることではありませんし、本来は指示すること自体もおかしな話です。

なぜ、この言葉を言いたくなるのかというと、 「自分が相手を、怒りという感情を使って、子供をコントロールしたい」からなのです。 「ついカッとなって」いるわけではありません。あまりに瞬間的に起こるので、「つい」自動的にカッとなったような気がするだけです。

言葉で根気よく説明することができないと思っているので、手っ取り早く、怒りという感情を使って、子供をコントロールしようとしてしまっている結果、 「もう!何度も言わせないで!」 と、言ってしまうのです。

何度も言えばいいのです。 繰り返し繰り返し。 時には、言い方や、やり方を変えながら。 自分の伝え方に問題があるのです。

私たちにできることは、いつだって、そんなことぐらいです。

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⬆︎何度言っても、シャボン玉の液体の方をほしがる晃生と、お友達のひかりちゃん

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この記事を書いた人

にったんのアバター にったん 米国NLP™協会認定NLP™トレーナー

米国NLP™協会認定NLP™トレーナー。
米国創始者から直接学び、日本国内外でNLPを実践・指導。
マネジメントゲーム(MG研修)において10年以上の実績を持ち、
延べ1,000人以上の経営者・ビジネスリーダーを育成。

また、国内最大級のパパコミュニティ「パパ育コミュ」の理事として、
育児・パートナーシップ支援にも積極的に取り組み、
朝日新聞・フジテレビ「ノンストップ!」等のメディアにも出演。

心理学・経営・家庭支援の三領域を横断し、
個人と組織の成長を支援する専門家。

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