【本の話は置いといてwithミトスさん#1】作家の頭の良さと社会問題への視点

目次

城平京という作家の話

「前ほど、おすすめの作家さんで城平京っていうのがありまして」

ミトスが持ち出したのは城平京の名前。漢字で書くと「城に平らに京都の京」と説明しながら、ひらがなで検索しても出てこなかったという話から始まる。

「元々漫画原作なんですよ」

「漫画原作ってどういうこと?」

「漫画を描くんじゃなくて話だけ作る人」

スパイラルの原作者として知られる城平京だが、個人で小説も書いている。ミトスが強調するのは「この人は何か、不思議な小説というか。論理の展開がうまいんですよ」という点だった。

「虚構推理とかで多分知ってる人いると思う。漫画とかもやってるし、ドラマにもなってないんじゃないかな。でも結構話題になって」

表紙はラノベっぽい雰囲気だが、元々小説を他の漫画家さんが漫画化している形。

「そこまでメジャーではないので、Audibleとかないかもしれない」

「今のところないみたいね、ちょっと見たけど」

新田の好みは社会問題系

話は新田の好みへと移る。

「やっぱ一番好きなのは山崎豊子さんみたいな社会問題をテーマにした、半分ノンフィクションで、みたいな感じが一番好きかな」

完全にフィクションのものももちろんあるけれど、それは自分にはあまり響かないという。

中山七里さんの話になると、具体的な作品について語り始める。

「連続殺人鬼カエルとかも最初は刑法39条の取り扱いについての本。刑法39条っていうのは、要するに、責任能力がないと罪を免れられるっていう、ざっくりそういう法律だけど」

「それを逆手に取って、精神異常者を作り出して、犯人がその人に殺人させるっていうむちゃくちゃなことをする人が出てくる。その法律のせいでその殺人した人は無罪になるっていう。それに怒ったその殺された人のお父さんが復讐するっていう話」

「その法律はあっていいのかどうかっていう。でも現実的にもある、それで泣きを見る人はいるから、どうなんだっていう」

しかし中山七里さんの作品は途中からサイコパスが暴れる話になっていくので「ちょっと違うな」となってしまう。

嗤う淑女の話

「嗤う淑女っていうやつも中山七里さんやけど」

一つ目は女の人がお父さんからDVを受けたことで性格がどんどん歪んでいく話。お父さんは結局殺されてしまうが、その女の子がそこからどんどん人生がおかしくなっていく。

「悪知恵を働かせて、人を騙していく人になっていっちゃう」

「最後は勝ち誇って笑うみたいな。実際には笑ってないんやけど」

しかしこれも途中からその女の人がむちゃくちゃになって、政治家も騙して何千万も巻き上げるような話になっていく。

「そうなるとだんだん社会問題が離れていってるから、なんかあんまり…って感じ」

山崎豊子さんの取材力

「山崎豊子さんとかは300人400人を3年かけてインタビューしたその記事を基に書いたりしてるから」

「ほとんどの作品がそう。そこから着想を得てっていうか、ほぼ事実、ストーリーだけは作ったっていう感じで」

宮部みゆきさんの社会性

宮部みゆきさんの話になると、「理由」や「模倣犯」について語る。

「クレジットカード、いろんな仕組みでお金借りすぎて、それでも借りようとしたわけじゃなくて、善良な市民がそういういろんなリボ払いとかの仕組みに巻き込まれていって、自己破産すればいいのに、そういう社会的に自己破産ってあんまり良くないっていうイメージから逃げていって、どんどん社会の端っこに追い詰められていくっていう話」

「すごいよね、時代の先端を走ってる。だって20年以上前でしょ」

最近だと川上未映子さんの「黄色い」も同じような事象が起こるが、川上未映子さんの場合はもっと内的な表現で、女の人のちょっと汚い部分みたいなところが結構出てくる。

宮部みゆきさんはどちらかというと淡々と進んでいく展開自体の面白さがある。

「最後の1行で『あっ』ってなるから、最後まで心に響かなかったんで」

「トリックとかそんなにないんで」

「そっち系が好きなんだね」

SFの世界へ

話はSFへと移る。

「3体って知ってる?『三体』。数字の3に体で三体って言うんやけど」

「最近中国の…最近は三体なんかすぐ出てくる。劉慈欣さん」

「これは超SFで、オバマ大統領も読んでるとか言って。ただ話めっちゃ長いし、複雑というか。まず出てくる人が中国人なんで名前を覚えられへんっていうのが一番。登場人物も多いし、ちょっと物理の知識が若干必要。解説もあるけど、量も多いし長い」

「人間の考えてることが全部この目の前に現れる世界。三体人っていう人が現れて、こっちの意図が全部透けて見える。星の人と何かやり取りができるようになるっていう話」

「人間をコールドスリープさせて、何千年後に復活させるとかいうのができる時代になってどうなるみたいな話。意図が透けて見えるからその戦略とかが全くできなくなって、どうやって関わっていくのかみたいな話」

安部公房の先見性

「この間『第四間氷期』っていう本読んだ。安部公房さんって知ってる?すごい昔の作家さん。『砂の女』って聞いたことないかな」

高校生のときにめっちゃ衝撃を受けたという新田。そこから結構安部公房の本を読むようになった。

「『第四間氷期』は昭和45年に出た本。だけど、AIが発達して、AIが発達しすぎたらどうなるかっていう世界を書いてる」

「その当時、人間が人間を創るっていう話なんだよね。それをそういう組織があって、胎児が必要やから妊婦に問いかけて、中絶させる交渉してお金払って、その中絶した途中で取り出した胎児をホルマリン漬けみたいにして育てて大きくするみたいな」

「その社会をAIがいいか悪いか判断するみたいな話。それが昭和45年にできた。だから今読んでも全然遜色ない。45年にできた本なの?みたいな感じで読める。今でもこんなに刺さる視点で書ける人って多分少ないと思う」

「全然古さを感じない。この人自体が未来人じゃないかっていう」

海外作品の壁

「最近なんか日本の作家さんばっかり読んでるから」

海外のミステリーの話になると、ジェフリー・アーチャーやアンソニー・ホロヴィッツの名前が出る。

「『カササギ殺人事件』っていうのは読んだな」

しかし海外の作品には大きな壁がある。

「海外の人って登場人物が全然頭に入ってこない。日本人は名前に思い入れが結構あるから、こういうキャラの人はこういう感じとか、なんとなく伝わるじゃない。でも、ジェフリーとか言われても男が女がどっちかな?みたいな。そっちが気になったらもう話が出てこないっていうか」

「『我ら闇より点を見る』も読んだけど、ジェーソンが出てきたみたいな。なのでようわからへんなっていう」

ミトスは海外の本には登場人物の紹介ページがあることを指摘し、自分はメモしながら読んでいると話す。

「特に海外のやつはもう、全然。似顔絵とか書いたりして」

「海外はそこまでやらないと全然わからへんけど、日本はなんか知らんけど名前聞いただけで特徴がぱっと入ってくるのが不思議だよね。チェスとか言われても誰やったっけみたいな」

結局『我ら闇より点を見る』は最後まで読めなかった。

「俺ちょっと無理やわって言ってお断りした。でも指針は最後まで読めた。めっちゃ良かったって何回も言うから頑張って聞いてたんやけど、最後まで全然いかんかった」

終わりに向けて

「まだまだ今自分のKindle棚を見ながら、おすすめの本いっぱいあるけど、全然話せます」

「またやりましょうか?そろそろ終わりにしましょうか?」

自然な流れで対談は終わりを迎える。本の話は尽きることがない。

話者情報

  • 新田啓司
  • ミトス(髙木)

おすすめ作家と作品について

城平京という作家

ミトス:前ほどそう、おすすめの作家さんで城平京っていうのがありまして。

新田啓司:お城の城に平らに京都の京、ちょっと思っていますひらがなでいると出てこなかった。

ミトス:城平京。元々ね漫画原作なんですよ。

新田啓司:漫画を描いてなくて話だけ作る人。

ミトス:スパイラルって何かが昔から好きで。の原作者なんだけど、その人が個人で小説書いたりもしてて、この人はね何か、何だろうな不思議な小説というか。論理の展開がうまいんですよ。

新田啓司:すごいね。

ミトス:なんかぜひ読んでもらいたい。虚構推理とかで多分知ってる人いてるんじゃないかって出てきたよ。漫画とかもやってるしドラマにはなってないんじゃないかな。でも結構話題になって。

新田啓司:ちょっとラノベっぽい雰囲気なんだけど、なんか表紙はね、そんな感じ。

ミトス:ただこれは漫画じゃないよね。漫画もある。元々小説を漫画化してる他の漫画家さんが書いてって形をしてる。

新田啓司:なるほど。

ミトス:その小説、漫画はねまた漫画で面白いと思うんだけど、あの小説版を読んでもらって。田口さんそこまでメジャーではないので、Audibleとかないかもしれない。今んとこないみたいね、ちょっと見たけど。

ミトス:なんかね、これは本当に頭がいいなってこの作家さん頭いいなってずっと思ってる。

新田啓司:若い人?違う。

ミトス:98年生まれや。

新田啓司:98って書いてある。違うかな。違う、その年に受賞者、ごめん。そうそうでしょうか?

ミトス:へえ。ちょっと読んでみよう。

新田啓司の好みと社会派小説について

山崎豊子さんの作品

新田啓司:やっぱ一番好きなのは山崎豊子さんみたいな社会課題をテーマにした、半分ノンフィクションで、みたいな感じが一番好きかなやっぱり。なんか今、心身ともすすめの試合とかしてるけど、完全にフィクションのものももちろんあるねんけど、それは何か自分はあんまり響かへんかなっていうか。

中山七里さんの作品

新田啓司:中山七里さんとかもね、あの連続殺人鬼帰ろうとかも最初は刑法39条の取り扱いについての本。刑法39条っていうのは、要するに、責任がない、と罪を免れられるっていう、ざっくりそういう刑法だけど。

ミトス:それを逆手に取って。

新田啓司:精神異常者を作り出して、犯人がその人に殺人させるっていうむちゃくちゃなことをする人が出てくる。その法律のせいでその殺人した人は無罪になるっていう。それに怒ったその殺された人のお父さんが復讐するっていう話やねんけど、みたいなそういうざっくりそういう話。

ミトス:その法律はあっていいのかどうかっていう。でも現実的にもあるそれをね、それでっていう。

新田啓司:うん。そうそうそうそう。それを逆手にとった法律で、その泣きを見る人はいるから。

ミトス:どうなんだっていう。

新田啓司:っていうところからスタートしてるけど、中山さんとかはもうそのサイコパスが暴れるみたいな話になっていくから、これちょっとちゃうなとか。

嗤う淑女について

ミトス:とか嗤う淑女っていうやつもあれ嗤う淑女中山さんやけど何かの参加も。

新田啓司:一つ目は女の人がお父さんからDVを受けたことで性格がどんどん歪んでいく。お父さんは結局殺されちゃうっていうか殺しちゃうんやけど、その女の子が。

ミトス:そっからどんどん人生がおかしくなっていくっていうか。

新田啓司:悪い方へ。その日、悪知恵を働かせて。

ミトス:人を騙していく人になっていっちゃうっていう。

新田啓司:それを嗤う淑女っていうか、最後は勝ち誇って、勝ち誇って笑うみたいな。

ミトス:実際には笑ってないねんけど。

新田啓司:みたいな感じになっていくんやけど、もうそれも中山さんも読んだけど、どんどんその女の人がむちゃくちゃ、すごいどんどんだましが大きくなっていって、政治家も騙して何千万も巻き上げるみたいな話になっていくんだけど、そうなるとだんだん社会課題が離れていってるから、そうね確かなんかあんまりうんって感じ。

山崎豊子さんの取材手法

新田啓司:山崎豊子さんとかは300人400人を3年かけてインタビューしたその記事を基に書いたりしてるから、そうなんだ。ほとんどの作品がそう。そっから着想を得てっていうかほぼ事実、ストーリーだけは作ったっていう感じで。

宮部みゆきさんの作品

新田啓司:あとは宮部みゆきさんとかも、宮部さんね、確か理由とか模倣犯とか。あの辺はやっぱ社会問題とかが浮き彫りになるったような感じかな。クレジットカード、いろんな仕組みでお金借りすぎて、それでも借りようとしたわけじゃなくて、善良な市民がそういういろんなリボ払いとかの仕組みに巻き込まれていって、自己破産すればいいのに。そういう社会的に自己破産ってあんまり良くないっていうイメージから逃げていって、どんどん社会の端っこに追い詰められていくっていう。

ミトス:いう話すごいよね、時代の先端を走ってるよね。そうやね、だってあれで頼もう。

新田啓司:20年以上前、20年ぐらい前やけど、これはだから今の最近だと川上未映子さんの黄色いっていうのも多分あるから着想を得てると思うんやけど、同じような事象が起こる。もう川上未映子さんの場合もっと内的な表現とか。女の人の、何ていうのかな、ちょっと汚い部分みたいなところが結構出てくるから、そういういろんな違いは全然あるけど、宮部みゆきさんどっちかっていうと、淡々と進んでいく。展開自体の面白さっていうのはあるんやけどね。

新田啓司:面白かった、これも最後の1行でってなるから、最後まで心身は響かなかったんで、そうなんだっていうか。

ミトス:トリックとかそんなにないんで。

新田啓司:そっち系が好きなんだね。

ミトス:それはやっぱいるみたい。

新田啓司:なるほど。自分はそんなんなくても別に。

SF小説について

三体シリーズ

新田啓司:他はSFとかさ、三体小説三体って知ってるかな。三体、ほんまに数字の3に体で三体って言うねんけど。

ミトス:方。

新田啓司:最近の中国が中国とかなるほど。最近は三体なんかすぐ出てくる。これなんていうのか、全然いつも覚えられへんねんけど劉慈欣さんから、これ。

ミトス:これ。

新田啓司:これは超SFでなんかオバマ大統領も読んでるとか言って、そうなんだ。ただ話めっちゃ長いし。

ミトス:複雑。

新田啓司:というかうん。まず出てくる人が中国人なんで名前を覚えられへんっていうのは一層確か。登場人物も多いし、ちょっと物理の知識が若干必要、解説もあるけど、量も多いし長い、一応全三冊だけど。

ミトス:Audibleってね。

新田啓司:持ってくるすごいな本当に。

ミトス:1冊目だけ買って読んだけど、なんか本当に超SFっていうか、うん。

新田啓司:うん。人間の考えてることが全部。

ミトス:この目の前に現れる世界。

新田啓司:はいはいはい。そういうことができる。三体人っていう人が現れ、そっからこっちの意図が全部透けて見える。っていう。星の人と何かやり取りができるようになるっていう話っす。すごいか、人間をコールドスリープさせて。何千年後に復活させるとかいうのができる時代になってどうなるみたいな話うん。つでもそうね。意図が透けて見えるからその戦略とかが全くできなくなって。

ミトス:どうやって関わっていくのかみたいな話。

新田啓司:んだね。

ミトス:超ざっくり言ったらそんな感じ。

新田啓司:そこに行くまでに何かこの三体人からのメッセージみたいな受けて軍が受けとんねんけど、何言ってるかわからへんみたいなんだって何かメッセージを送って見て帰ってくるまでどうのこうのとか何かそういうやり取りがずっとみたいな話。

SFジャンルについて

ミトス:SFも読むのSFもね。

新田啓司:気になったのはちらほら。

ミトス:SF系どうなんだろう、いわゆるメジャー作品しか読まないかな。海外の作品とかだけど、何、何があったか。本屋に行けばいろいろ出てくるようなことに評価。

新田啓司:なんやろ、どの社会問題ってどうしても視野が狭くなるっていうかある人からそういうことがあったんやとか。思うけど、SFみたいにぶっ飛んで考えるといろんなアイディアとか。

ミトス:逆に出てきたりするから。

安部公房の第四間氷期

新田啓司:確かにね、この間第四間氷期っていう本読んだから大丈夫だよ。安部公房さんって知ってる?すごい昔の作家さんや、この人がすごい好き、最初好きで。

ミトス:うん。砂の女って聞いたことないかな。

新田啓司:あるある。あれが安部公房さんっていう方で、この本を高校生のときにはめっちゃ衝撃を受けた。そっから結構安部公房の方が読むようになってんけど、第四間氷期は。

ミトス:これいつできたんかな本当に。元年の方からちょっと待ってね。

新田啓司:書いてないね、昭和45年に出た方がいい。変な感じですね。だけど、だけどそのAIが発達して、AIが発達しすぎたらどうなるかっていう世界を書いてる。

ミトス:すごいね。

新田啓司:何よ。その当時日本で人間が人間を創るっていう話なんだよね。それをそういう組織があって。それをその胎児が必要やから妊婦に問いかけて、中絶させる交渉してお金払って、その中絶して途中で取り出した胎児をホルマリン漬けみたいにして育てて大きくするみたいな。

ミトス:クローン作るとかそっちじゃないよ、クローンみたいな感じ。

新田啓司:その社会をAIがいいか悪いか判断するみたいな話、それは昭和45年にできた。そうそうそうそうそう。だから今読んでも全然遜色ない、すごいね、なんて言うのかな。これ45年にできた本なのみたいな感じで読める。へえ、今でもこんなに刺さった。視点で書ける人って多分少ないと思う。

ミトス:全然古さを感じる。

新田啓司:それも事実というか、そう思う人自体が未来人じゃないかっていう、そうだね、そうだから、今読んでもすごい面白いなっていうか。

夏への扉

ミトス:そうさっきの思い出した、コールドスリープ絡みでね、ロバート・A・ハインライン結構有名です、夏への扉っていう。これはもう古典の名作SFですね。

新田啓司:ふうん。とか読んだり、Audibleあるね、Audibleあるあるある。

ミトス:割と気軽に読めんじゃないかな。ふうん。

新田啓司:最近なんか日本の作家さんばっかり読んでるからちょっと。

海外作品の読書体験

海外ミステリーについて

ミトス:そう。海外の。

新田啓司:いわゆるミステリーとかも面白いよ。結構。

ミトス:といっても私もそんな詳しくないけど、ジェフリー・アーチャーとかも知らないな。いろんなシリーズがやってるミステリーだったりするけど。

新田啓司:カササギ殺人事件っていうのは読んだな。

ミトス:はい。

新田啓司:逆にそれを知らないと、アンソニー・ホロヴィッツっていう人じゃないって名前を聞いたこと、そうなんや、うん。なんか自分も日本ばっかりだったかなと思って海外の適当に調べて、あるやつみたけど、なんかも難しかった。

登場人物の名前問題

ミトス:うん。いや、さっきの三体もそうだけど、海外の人って登場人物が全然頭に入ってこないので。

新田啓司:そうなんだよね、なんか。不思議はね、なんか一緒じゃ一緒ず、そうなんだよ、なんかやっぱ日本人は名前に思い入れが結構あるから。なんかこういうキャラの人はこういう感じとか、なんか、それは何となく伝わるじゃない。でも、ジェフリーとか言われても何か、男が女がどっちかなみたいな、確かにそっちが気になったらもう顔が出てこないっていうか。

新田啓司:我ら闇より出でし者かな。うん。我ら闇よりはいだね、あれもそれも海外だよね、読んだけど、なんかジェーソンが出社してきたみたいな。なのでようわからへんなっていう。

ミトス:上田とさ、それこそ頭の方にその登場人物の紹介ページがあるんですよ、あるいはね、あるよね。Audibleって全部耳で聞き流すから、なんかちょっと大変かもしんない。自分メモしながらいつも読んでるのよ。

新田啓司:なるほどね。特に海外のやつはもう。

ミトス:全然何か似顔絵とか書いたりして。

新田啓司:もう海外はそこまでやらないと全然わからへんけど、日本はなんか知らんけど名前聞いただけで特徴がぱっと入ってくるのが不思議だよね。それからチェスとか言われても誰やったっけみたいな、書いてるけどこれ誰やったっけっていうなっちゃうからか、我ら闇より出でし者が最後まで行かへんかって。

ミトス:うん。ごめんって言って。

新田啓司:俺ちょっと無理やわって言って。

ミトス:お断りした。

新田啓司:でも指針は最後まで読めた。めっちゃ良かったって何回も言うんですごいね、そうなんて言って楽しい日が言うから頑張って聞いてたんやけど、なんか最後まで全然いかん訳で残念ってなったかな。って感じです。

対談の終わり

新田啓司:いやまだまだ今自分のKindle棚を見ながら。

ミトス:おすすめの方いっぱいあるけどな、全然話せます。

新田啓司:これな、うん。またやりましょうか?そろそろ終わりにしましょうか?しましょう。ふうん。はい。ということで、ありがとうございます。

ミトス:ありがとうございました。

新田啓司:戻ります。

プロジェクト同期/ステータス更新の概要

会議概要

  • 本ミーティングでは、参加者の読書状況と嗜好を確認し、国内外のミステリ・社会派・SF作品を中心に相互推薦を行った。あわせて、海外作品の読解上の課題(登場人物名の把握)や音声配信(Audible)の可用性による進捗影響を共有し、次回以降の読書・情報交換の継続方針で合意した。

主な議題

  • 推薦・話題に上がった作品/作家
    • 国内(ミステリ・社会派)
      • 城平京(『虚構推理』『スパイラル』)
        • 小説版の論理展開を高評価。「頭の良さ」を感じる作風として推薦。
        • 漫画化作品あり。Audible等の音声版は現時点で未確認または見当たらず。
      • 『名探偵に薔薇を』:クセのあるが面白いとの評価。
      • 中山七里関連(『連続殺人鬼カエル男』『嗤う淑女』などの系譜に触れつつ議論)
        • 社会問題からサイコスリラーに比重が移る展開には好みが分かれる。
      • 宮部みゆき(『理由』『模倣犯』)
        • クレジット/リボ払い等の制度が個人を追い詰める社会問題の描写を評価。
      • 山崎トヨ子(社会課題を題材に、長期取材・多数インタビューに基づく作風が好み)
      • 川上未映子(「黄色い〜」に言及):内面表現の違いなど比較観点を共有。
    • SF
      • 劉慈欣『三体』
        • 登場人物名の把握の難しさ、物理設定の複雑さ、長大さをハードルとして共有。
        • テーマ例:コールドスリープ、他文明との交信、意図が透ける状況での戦略不全など。
      • 安部公房『第四間氷期』
        • 旧作ながら現代的テーマ性(AI/人間創造・倫理的評価)として受容可能との所感。
      • ロバート・A・ハインライン『夏への扉』
        • 古典SFの名作として紹介。Audible対応あり。
    • 海外ミステリ
      • アンソニー・ホロヴィッツ『カササギ殺人事件』
      • ジェフリー・アーチャー
      • 音声読書時の人物把握難により完読断念例(『我らが闇より見える』に類する海外作の経験)を共有。
  • 読書嗜好・スタイル
    • 嗜好
      • 新田:社会課題を核にした半ノンフィクション的作品を最重視。純粋サイコスリラー寄りは好みから外れる傾向。
      • ミトス:論理展開の巧みさを評価する作風(城平京)を強く推薦。国内外問わずSF・ミステリを幅広く参照。
    • スタイル/課題
      • 海外作品は登場人物名が頭に入らず可読性が落ちる問題を共有(特に音声読書で顕著)。
        • 対策:紙・電子での人物相関メモ作成、似顔絵などの併用が有効。
      • 音声配信(Audible)の有無が選書・着手に影響。特に国内作の音声版は未対応のケースあり。
  • 決定・合意
    • 相互推薦に基づく試し読みを各自で進め、次回のセッションで所感を持ち寄る。
    • 継続的に国内外の社会派・ミステリ・SFを対象に情報交換を行う。

リスクと障害

  • 音声版未対応タイトルの存在により、着手・消化が遅延する可能性。
  • 海外作品における登場人物名(固有名)の把握困難が理解・没入を阻害(特に音声読書)。
  • 物理・科学設定が重厚なハードSF(例:『三体』)は前提知識不足により読了率低下のリスク。

対応事項

@ミトス: 城平京の小説版(『虚構推理』関連など)を再確認し、入手手段(紙・電子・音声)を共有する。

@新田啓司: 城平京の小説版を試し読みし、論理展開・作風の適合度を次回までにフィードバックする。

@双方: 海外作品読書時の人物把握に関するメモ運用(相関図・注記)の試行結果を共有する。

@ミトス: 音声配信の対応状況(特に国内作のAudible有無)を調査し、代替手段(電子書籍等)を提案する。

@新田啓司: 社会派寄りの国内作品(宮部みゆき・山崎トヨ子系)から優先読書候補を選定し、次回候補リストを提示する。

@双方: 次回の読書シェア回(相互レビュー)の日程を調整・確定する。

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