ご相談内容
具体的な相談というよりも、今の状況を整理する意味も込めて、アドバイスをいただけたらと思い書いています。
これまで、子どもが体調を崩したときは、主にパートナーが仕事を休み、私は出勤するという形が続いていました。毎回「申し訳ない」とは伝えていたものの、結果的に家庭の負担が一方に寄っている感覚があり、それを分かっていながら動けていない自分にも、しんどさを感じていました。
少し前に、子どもの不調が続き、パートナー自身の体調も万全ではない時期がありました。夜間の対応や睡眠不足、日中の家事・育児が重なっている様子を見て、「ここは自分が休むべきだ」と思い、職場に事情を伝えて休みを取りました。
ただ、休んだからといって仕事が減るわけではなく、復帰後には業務がそのまま積み上がって戻ってきました。結果的に、連日の残業が当たり前になり、帰宅する頃には子どもは寝ていて、パートナーも疲れ切っている、という生活が続きました。
特につらかったのは、残業中ずっと「今この時間、家ではパートナーが一人で抱えている」という思いが頭から離れなかったことです。早く帰りたいと思っても帰れず、家に戻っても状況を大きく変えられない自分に、無力感を覚えることが増えていきました。
その後も家庭の状況は大きく改善せず、パートナーから「この生活が続いたら、心身ともに限界だと思う」と伝えられました。残業を一時的に減らす調整をしても、職場からは進捗を理由に強い反応があり、結局また元の働き方に戻ってしまう、という繰り返しでした。
仕事でも家庭でも、常に誰かに対して申し訳なさを抱えながら動いている状態が続き、「どちらを優先しても、誰かを苦しめているように感じる」感覚が限界に近づいていました。今後さらに業務負担が増えると聞いたとき、このままでは家族関係だけでなく、自分自身も持たなくなるのではないか、という不安が強くなりました。
悩んだ末、退職という選択をしました。楽になりたい一心というよりも、無理を重ね続けることで、家族に取り返しのつかない影響を与えてしまうことを避けたかった、という気持ちが大きかったです。
これからは、パートナーが主に仕事を担い、私は働き方を柔軟にしながら、子どもの送迎や急な対応を引き受けていく予定です。不安がないわけではありませんが、今の家族にとっては、この形が現実的だと感じています。
周囲からどう見えるかよりも、日々の生活の中で、家族が少しでも安心して過ごせることを大切にしたい。その思いから出した判断です。
にったんの回答
いや、大変素晴らしい志だと思いますし、多くの方にも知っていただきたい選択だと思います。
多くの方は、時間やお金があればうまくいくし、それが楽だろうと思いがちです。もちろん、お金がまったくない場合と、十分にある場合とでは、買えるものや住める場所、受けられるサービスが違ってくるのは事実だと思います。
ただ、本当に幸せな生活や関係を送ろうと思えば、たとえ貧乏であっても実現できると思います。逆に、お金があることで、大変なしがらみに巻き込まれることもあります。ですから、必ずしも「お金がない」「忙しい」からといって、豊かで幸せな生活が送れないわけではないと思います。
いかに、その状態の中で幸せに、楽しく生きるかを考えられていること自体が、とても良いことだと思います。勇気のある決断であり、心から尊重したいです。
とはいえ、「やっぱりお金がたくさんあったほうがいいのでは」と思う気持ちも、自然なものだと思います。それも確かにそうです。ですから、とにかくお金を稼ぐ、というよりも、必要な時間や経費を計算し、それに必要な収入を考えていけばいいと思います。
一緒に節約することを考えるのも、きっと楽しい時間になると思います。改めて、お二人で「この数年間をどう生きていくか」を相談されるのがいいのではないでしょうか。
「こうだったらよかったのに」という幻想や、「もっと働きやすい会社に就職していれば」という過去に生きるのではなく、今は子どもの世話が必要な時期です。この数年間を、どう過ごすのが現実的かを一緒に考えていきましょう。
NLP的補足
NLP的な話でいうと、今回「タイムライン」が大きく変わっているのではないかと思います。
時間の捉え方には、大きく分けて2つあります。ひとつは「インタイム」、もうひとつは「スルータイム」です。これは単純な傾向の話です。
インタイムは、時間軸の上に自分が立っている感覚で、今いる場所の前に未来が広がり、後ろに過去があるイメージです。一方スルータイムは、目の前に過去・現在・未来が、数直線のように並んで見えている感覚です。
見え方は人それぞれですが、このあたりは体も使いながら、夫婦で相談していくと良いと思います。
そして大事なのは、「望む未来から逆算して今がある」という視点です。未来から今に向かって時間が流れている感覚を持てると、逆算思考がしやすくなります。
そうでないと、「今がとにかくしんどくて、それがずっと続く」という錯覚に陥りやすくなります。ぜひ、この感覚を意識してみてください。
愛する人と生きていくーーその決断に勇気を





