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【お悩み相談内容】夫婦でお金の話、どれくらいしてる?頻度より大切な3つの視点
夫婦でお金の話ってされますか? また、どれくらいの頻度でされますか?
にったんの回答(個人的見解)
本当に、まあどのテーマでもそうと言えばそうなのですが、特にお金は難しい課題というか議題だと思いますし、千差万別というか、かなり大きな差が出る話題だなと思います。おおよそ「お金を使う感覚がよく似た夫婦」というのは、正直あまり見たことがありません。片方がケチであれば、もう片方は無駄遣いが多かったり、ということはよくあるのではないでしょうか。例えば、お金の管理の方法だとか、何にお金を使うかというところは、男性側があまり理解できないことも多いと思います。ネイルに1万円使うのが安いのか高いのか分からなかったり、逆に男性がゴルフをしたりする意味が分からない、と感じることもあったりします。夫婦が二人とも働いていて、それぞれ稼いだお金をそれぞれで使うだけであれば、そこまで問題はないかもしれません。ただ、子どもができたり収入に差が出てきたり、子どもの世話をするために奥さんがパートで働いていたりすると、お金のバランスが崩れてきたりします。また、そこまで収入が厳しくなかったとしても、「子どもに何をしてあげることにお金を使うか」というところでも、かなり差が出てくると思います。例えば結婚前であれば、私たちは二人でかかった経費をすべてエクセルに書き起こして、それをどちらが払ったかを入力し、計算して差額がトントンになるように毎月決算をする、ということをしていました。ただ、それを続けると、なんとなく前提として「いつでも離婚できる」とか、そういう気持ちになってしまうところもあります。なので途中からは、完全に透明性を持たせて、お互いにいくら稼いでいて、いくら使っていて、いくら持っているのかがはっきり分かるようにしました。それでも家を建てるとなると、このローンのために源泉徴収票を出したりしないといけないので、そこでどうせバレてしまうというのもあります。そうやって情報をオープンにしておくことで、例えば自分が趣味のテニスをしてお金を使っている間でも、「二人のお金を使っている」という意識が生まれるので、悪くないんじゃないかなと思いますし、相手がお金を使っていたとしても、素直に「楽しかったならそれでいいじゃないか」と思えるようになれれば、いいんじゃないかなと思います。
NLP的補足
お金というのは、すごくエネルギーそのものだとも言えるので、その人の価値観がかなり色濃く出るものだと思います。また、無意識下の話でもあるので、自分がなぜそこにお金を投じたのか、もしくはなぜ節約したいのかというところは、曖昧になりがちです。そのあたりはメタモデルなどを使って具体化していったり、トランス誘導を使って無意識のことを知っていくことで、お互いのことがより理解できるようになるのではないかと思います。まずは自分自身について、自分の感情がどのように動いたのかを観察してみるのが、とてもいいのではないかと思います。これは、お金がたくさんあったとしても、あまり関係ありません。お金をどのように使っていきたいのかというところを、二人でしっかり相談していくのはいいんじゃないかなと思います。
まとめ
夫婦のお金の話は、「どれくらいの頻度で話すか」よりも、お互いの価値観や使い方が見える透明性をどうつくるかが大事だと思います。家計簿や簡単な決算のような仕組みを一度つくってみると、趣味に使うお金も「二人のお金」という感覚が育ちやすくなります。まずは、話しても大丈夫だと思える安心感づくりから、少しずつ対話を重ねてみてはいかがでしょうか。
愛する人と生きていくーーその決断に勇気を
【本文文字数:1490字】






