ご相談内容
家庭の状況について、気持ちの整理のために書かせてください。
子どもは生後半年を迎えようとしています。成長に伴い、さまざまな対応を試しても気持ちが落ち着かない場面が増えてきました。その影響もあり、家の中の緊張感が高まっているように感じます。
同時期に、妻の体調の変化も重なっています。心身ともに負担が大きいようで、ストレスが限界に近づいている様子が伝わってきます。気持ちを保つために工夫を重ねているようですが、思うようにいかず、つらさを抱えているように見えます。
家事や日常のことについては、これまでも自分が担う割合が多く、育児についても可能な範囲で関わってきました。仕事の形態上、家を空ける時間帯もありますが、その前後でできる準備は行うようにしています。
それでも、妻の気持ちが軽くなっている実感はなく、感情の揺れが表に出る場面も増えています。本人なりに耐えながら過ごしている様子を見ると、どう支えればよいのか分からなくなることがあります。
私は、できるだけ妻の気持ちを最優先に考えたいと思っています。そのために自分に負担がかかること自体は問題ではありません。ただ、今の状況で何が本当に支えになるのか、判断がつかず、悩んでいます。
よく「子どもが生まれたら子どもが一番だ」と言う人がいます。夫婦関係においても、子どもがまず第一になり、夫婦の話や二人の時間が少なくなることはよくありますよね。ただし、多くの場合、そのパターンは失敗するケースが非常に多いです。なので私は、夫婦二人ともがパートナーを一番大事にする、というのが一番良いと考えています。
悩ましいところですが、自分を大事にするというのも一つ必要だとは思います。ここは「どちらか」ではなく「両方」だと思う反面、「自分は何者なのか」を考えすぎても、結局答えが出ないことも多いです。私は、「自分というものは存在しない」と思っておく方が、心が自由になりました。
何でも自分で決めているようで、実はすべては演技者であり、周りのものや状況によって決めている。そう考えると、「自分で判断している」という感覚を手放した方が、精神が安定する傾向にありました。
奥様に対してしてあげられることは、やはり奥様と相談し、二人で決めていくしかないと思います。体調が回復してきたのであれば、そこから少しずつ、自分の振る舞いを改めていく努力を続けるしかありません。
もう「娘より妻ファーストでいたい」という意思がはっきりしているのであれば、それに向かって努力を続けていくしかありません。ただ、あまり妻ファーストにしすぎると、しんどくなってくるのが見えている、というのが正直なところです。たまには自分自身のことも大切にし、妻のことは妻で、ある種「別の存在」だと割り切った方がよい場面も出てきます。そこはバランスを見ることを、どうか忘れないでください。「どんな負担があってもいい」という状態は、絶対に長続きしません。
NLP的補足
今回、少し気になったのは、エネルギー的に言うと、メタモデルの「全称限定詞」が関わっている点です。「すべて試しました」と書かれていますが、「すべて」という状況は、現実的にはあり得ません。
時間は流れ、相手の気持ちも常に移り変わります。その中で「すべてを試す」ということ自体が、そもそも不可能です。たくさんの選択肢がある中で、私たちは常に一つしか選ぶことができません。
「すべて」という発想にとらわれてしまうと、思考が行き詰まり、きっと終わりにぶつかって、何も行動できなくなります。一つ一つ、その場その場で選択しているのだ、という思考を持つ方が、前に進めるようになるでしょう。
愛する人と生きていくーーその決断に勇気を





