ガルガル期は本当にある?妻のイライラに悩むパパへの処方箋

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ご相談内容

ガルガル期の乗り越え方を教えてください。
昨日質問した件で喧嘩になり、子どもを連れて実家に帰ると言われました。その時の私の対応が無責任だと言われてから、ギクシャクしています。
話しかけても冷たく返され、謝っても「そう」としか言われません。
現在育休中で、家事はすべてやっており、夜間の授乳も混合なのでミルクの時は私が担当しています。
個人的にストレス発散が運動をすることで、ランニングや筋トレを家でしているのですが、それに対しても「自分だけ余裕がある」と不満があるようで…。正直しんどいです。

にったんの回答

 うーん、これもなかなか「あるある」ですよね。私自身も、これにはかなり悩まされた時期がありました。「一体どないせーっちゅーねん」って感じですよね。

ある種、思春期のヤンキーのように捉えてみるのも一つです。本当は素直に接した方がいいと分かっているけれど、なかなか素直になれない。そう見ると、少し可愛く見えてくることもあります。

ただし、「ガルガル期だから仕方ない」と決めつけるのは危険です。そういう“期”を設定すると、心の整理はできても、相手を理解する努力が止まってしまいます。

もし自分が「パパノイローゼ期」と言われたらどうでしょう?きっとイヤな気持ちになりますよね。

だからこそ、「今日のイライラ」と「昨日のイライラ」は同じではなく、毎回違う感情があるはず。そこを察知して寄り添うことが、何より大切だと思います。

NLP的補足

 これもよく出てくるテーマですが、NLPで言うと「メタモデルの削除(名詞化)」がポイントです。

  誰かが「ガルガル期」という言葉を作り、それが便利だから広まったにすぎません。言葉があることで考えやすくなる面もありますが、人それぞれに背景や理由は違います。

 つまり、「ガルガル期」というものは現実には存在しません。空想上の概念にすぎないのです。

 大事なのは、彼女が“具体的に何に怒っているのか”“どんな場面でガルガルしているのか”を一つずつ丁寧に見ていくこと。
 それは骨の折れる作業ですが、「まとめて一言で片づける」よりも、ずっと関係を深める近道になると思います。

愛する人と生きていくーーその決断に勇気を。

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この記事を書いた人

にったんのアバター にったん 米国NLP™協会認定NLP™トレーナー

米国NLP™協会認定NLP™トレーナー。
米国創始者から直接学び、日本国内外でNLPを実践・指導。
マネジメントゲーム(MG研修)において10年以上の実績を持ち、
延べ1,000人以上の経営者・ビジネスリーダーを育成。

また、国内最大級のパパコミュニティ「パパ育コミュ」の理事として、
育児・パートナーシップ支援にも積極的に取り組み、
朝日新聞・フジテレビ「ノンストップ!」等のメディアにも出演。

心理学・経営・家庭支援の三領域を横断し、
個人と組織の成長を支援する専門家。

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