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他人の子どもの対応に声をかけるべきか?
こんばんは。
少しセンシティブな話になるのですが…私の対応は良くなかったかなと悩んでるので、ご意見いただけると嬉しいです(汗)
園児の娘が通っている習い事に、恐らく多動傾向があるのだろうと思われるお子さんがいらっしゃいます。
ママさんがいつも送り迎えされてるのですが、和かに挨拶してくれますし、お子さんがグズグズしてる時なども「もー困りますよね(汗)こんな時あります?どんな対応されてます?」なんて話しかけてくれる時もあって、仲良くできたら良いなと思っています。
今日もお子さんがイヤイヤモードに入っていて、レッスンに行きたくないと床に寝転がってました。
ママさんは「頑張ろう!ね!お願いだから動いてくれる?」と言っておられて、私たちの目の前で起こった出来事だったので素通りもなんだかなという気持ちで「暑いししんどいよね〜、一緒に行こうよ〜」と軽く声をかけました。
でもその場に留まると良くないかなと思い、先にレッスンへ向かいました。
その後、更衣室のロッカーが近くで…そのお子さんはおふざけしていました。
私は「その発想面白いね!」と声をかけたのですが、お子さんはそれで気分が良くなったみたいでなかなか着替えが進まず…。
ママさんも「もう笑ってもらえたからって調子に乗って何回もやらなくて良いんだよ!お願いだからお着替えしようよ」と言っておられて…地雷踏んでしまったのかなと反省しています(寂しい)
こういう場合、皆さんなら挨拶だけ交わして後はスルーしておきますか?
どうにかしてあげたい!とかおこがましい気持ちではないのですが、どのよう接したら良いのかわからず…です(汗)
にったんの回答:正解はひとつではない
よくあるケースですよね…。保育園のお迎えに行っても、怒鳴り散らしているパパさんやママさんがいて、横をどのような顔して通過したらいいのかと悩むことはよくあります(笑)
これに関しては100%の正解というのはないと思います。
その人の状況や、自分との関係性によっても変わるからです。
今回は「自分の内面の思考の動き」についてお話ししたいと思います。
私自身はそういう場面に接した時、相手の親御さんに対して「自分の方が落ち着いて子供に対応できる」という、ある種のマウントを取りたい気持ちが生まれてしまいます。
ただ、それを面と向かってアドバイスすることは難しいので、何とか「いい人に思われながらマウントを取っていないか」という思考になってしまうところが正直あります。
でも、親御さんだっていつも同じようにしているとは限りませんし、自分の方が上ということでもありません。
相手が嫌がっていても、それが親子のコミュニケーションの一部なら見守るしかない場面もあります。
「もし何かあればこう助けよう」と思うだけでも、心の持ち方が変わるかもしれません。
逆に「助けてあげなければ」と強く出ると、相手のプライドを傷つけ「私はダメな親なんだ」と思わせてしまう可能性もあります。
だから基本的には助けない方がいいのかもしれません。
ただ「助ける妄想」を持っておくと、不思議と相手から助けを求められたり、子供が自然と寄ってきたりすることもあるように思います。
NLP的補足:ステートを意識する
NLPの用語に「ステート」という言葉があります。
厳密に日本語訳をするのは難しいのですが、要するに「状態」や「気持ち」のことです。
例えば「嬉しいステート」や「悲しいステート」だけでなく、「クマのステート」「ママのステート」といった抽象的な表現に使うこともあります。
人と人がコミュニケーションを取るとき、私たちはつい「言葉」でのやり取りを重視しがちです。
でも実はそれよりも、このステートが大きく影響しているのです。
自分と相手のステートが合っているかどうかで、「この人に話を聞こう」「自分の話をしよう」という気持ちが変わってきます。
相手のステートを意識すること、自分のステートに気づくこと、それだけで「分かってもらえた」という感覚が生まれやすくなります。
ぜひ、コミュニケーションの中で「ステート」を意識してみてください。
ちょっとした違いで関係性が変わる可能性もあります。
まとめ:助けたい気持ちをどう扱うか
子どもがグズる場面で、他人としてどこまで関わるかは本当に難しいテーマです。
声をかけることで和む瞬間もあれば、逆に進行を妨げてしまうこともあります。
大切なのは「自分が助けたい気持ちを持っていること自体は素敵だ」という視点です。
その気持ちを無理に行動に変える必要はなく、心の中で温めておくだけでも十分かもしれません。
そして「自分と相手のステートを意識する」ことで、自然とちょうど良い関わり方が見えてくることもあるでしょう。
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