ご相談内容
子どもが生まれてから、夫婦関係が徐々にうまくいかなくなっています。
何度か話し合いはしてきましたが、根本的な改善には至っていません。お互いに求めているものが違うことは分かっています。
- 相手は「伝えたことをきちんとやってほしい」
- 私は「きつい言い方や感情的な言葉を控えてほしい」
このすれ違いが続き、関係が消耗していく感覚があります。
ある口論の中で、
「今まで親らしいことをしてこなかった」
という趣旨の言葉を向けられました。
自分なりに育児や家事に関わってきたつもりだったため、
その言葉をどう受け止めればいいのか分からなくなりました。また、私が体調を崩した際にも、
思いやりを感じにくい言葉をかけられたと感じ、
その経験が重なって、気持ちがかなり弱ってしまいました。子どもと離れたい気持ちはありません。
ただ、このままの関係性で一緒に暮らし続けることが、
自分にとって本当に良いのか分からなくなっています。今は一度距離を取ることも考えています。
本音としては、関係が修復され、
また穏やかに過ごせる形に戻れたらと思っていますが、
これ以上無理を重ねることにも不安があります。こうした状況をどう整理していけばいいのか、
ご意見や体験談を伺えたらありがたいです。
にったんの回答
なかなかお辛い状況ですね。きっと似たような状況になっている方は「あるある」なのかもしれませんが、ご本人にとってはかなり厳しく感じられているはずです。というのも、私も同じような状況でしたので、その気持ちがとてもよくわかります。
女性は「共感してほしい」という話もよくありますが、ここでは少し違った観点からお話ししたいと思います。
一般的に見て、奥様はとても怒っているように見えますが、実はその根底には「悲しい気持ち」「つらい気持ち」があるのだと思います。怒りはその表現方法の一つです。
つまり、怒っているというより「気持ちをわかってもらえなくて悲しい」という印象を受けます。
ですので、問題を解決しようとする前に、「彼女は何を悲しいと思っているのか」「何がつらいのか」を感じ取ったり、聞いてあげたりすることがとても重要だと思います。
それを探る中で、あなた自身も自分の内面と向き合う必要が出てくるかもしれません。それには勇気がいりますし、覚悟も必要です。最初のうちは会話が噛み合わないことも多いでしょう。
それでも3年、4年という長いスパンで根気よく向き合い、相手の話を聞く姿勢を持ち続けること。
そして「相手に問題がある」のではなく、「自分も何か見落としていたのでは」「彼女を傷つけてしまったのでは」と自問し、申し訳ないという気持ちを持つこと。
どちらが正しいかではなく、「家族としてどう歩むか」を考える。その姿勢が何より大切だと思います。これはまさに修行のように大変ですが、一緒に頑張りましょう。
NLP的補足
いろいろな要素が関係していると思いますが、今回は「バリュー(価値観)とクライテリア(優先順位)」が最も重要だと感じます。
多くの夫婦が似たような状況を経験しますが、ある人は乗り越え、ある人は離婚という選択をします。同じ状況でも見方や価値観によって結果が変わるのです。
今、あなたは人生の岐路に立っています。
「幸せな家族」とは何か。その価値観を改めて見つめ直すタイミングかもしれません。
これまでは自分一人で価値の優先順位(クライテリア)を決められましたが、妻や子どもが加わると、その順番は変わります。
お互いが自分の満たしたい価値だけを追うと、すれ違いが起きてしまうのです。
だからこそ、「幸せな家族」という共通の価値をもとに、「何があればそれを実現できるのか」を二人で話し合い、棚卸しを続けることが大切です。
愛する人と生きていくーーその決断に勇気を





