「順番ね、じゅんばん」のウソ

 家族や友人といろんなところに出かけるっていうのは、最高に楽しいです。独身の頃には想像もできなかったことです。しかし、今は子供がまだ小さいので、行く場所は限られており、訪れる先々は大体とても混雑しています。

限られた選択肢と混雑

 家の近くの公園や大きな公園、プラレール博、遊園地など、行く場所は限られていますが、それでも楽しい思い出がたくさん生まれます。ですが、こういった場所ではよく耳にする言葉があります。

「順番だよ、順番」って本当?

「順番だよ、順番」という言葉です。確かに、チケットを買うのに並んでいたり、アトラクションに乗るために並んでいる場合は、順番を守る必要があるかもしれません。しかし、私は何か違和感を覚えたことがあります。それは、おもちゃを使う時にも「順番だよ、順番」と親が子供に強要している場面を見た時です。

「交渉だよ、交渉」

 仲良く使えばいいとは思うのですが、別に順番通りに使う必要はないと思っています。使いたいおもちゃの取り合いになった時、私は息子に対して、大体の場合は何も言いませんが、時折こう言います。

「交渉だよ、交渉」

最初は彼もそれがわからなかったのですが、今では「じゃあこれを貸してあげるから、こっちを先に貸して」と交渉するようになりました。

交渉は解決策の一つ

 順番に使うというのは、取り合いになった時の解決方法の一つであって、必ずそうしなければならないわけではありません。日常的に、小さな交渉を私たちはしているわけですから、子供たちにもそれを学んでもらうのはいいことだと思います。交渉を通じて、子供たちが自分の意見を持ち、相手を尊重する姿勢を育んでいくことができれば、より良い人間関係を築く手助けになるでしょう。

結論

 結局のところ、家族や友人との楽しい時間の中で、交渉の重要性を教えることができるのは、子供にとって素晴らしい経験になると感じています。順番を守ることも大切ですが、柔軟な考え方を持ち、相手との関係を大切にすることが、これからの生活の中で役立つスキルになるでしょう。

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