「旦那=嫌な人」という連想…いつ書き換えますか?

)で構成されます–>

目次

目次

【お悩み相談内容】悪口は“共感と発散”なのか?

女性たちはなぜ悪口を言うのか?それってストレス発散なの?共感文化なの?正当化されるものなんでしょうか?最近、女性メインの子育てオープンチャットをよく覗いています。 子育てや夫婦関係を学ぶ目的で見ているのですが、正直、かなりのカルチャーショックを受けています。 とにかく「旦那さんの悪口」がすごいんです。 量も質もすごくて、家事・育児・仕事への不満はもちろん、「生理的に受け付けない」「一緒にいるのも無理」など、もう関係修復が難しそうな内容も多い。 義家族や実両親に対しては「どうにもならないストレスの吐き出し」という背景も理解できますが、 旦那への悪口がここまで出るのなら、いっそ別れた方が…と思うほどの内容も少なくありません。 もちろん、経済的・家庭的な事情で「別れたくても別れられない」方もいるとは思います。 それでも、「最終的に“悪口を吐く”という行動に帰結する」のは、男女の思考の違いの一つなのかもしれません。 実際、子育て情報の交換を目的としたオープンチャットで、 「悪口ばかりではなく、有益な情報交換もしていきませんか?」と呼びかけたところ、 「悪口言う機会すら与えられないのか」「出ていけ」など総スカン。 管理人さんからも「悪口と愚痴の境界は曖昧。悪口をやめろと言われた人もいい気はしないから控えて」と注意されました。 でも、 「旦那が家事をして汗をかいてるのがキモい」 「マジで気持ち悪い」 …これは愚痴ではなく、完全に悪口では?と思わずにはいられません。 しかも、「悪口をやめろ」と言われて嫌な気分になるのは理解できても、 影で悪口を言われている旦那さんの気持ちには誰も寄り添わないのか?と感じてしまいます。 女性社会の「共感と発散」が悪口という形で表出しているのかもしれませんが、 男社会で育ってきた自分からすると、正直、驚きの連続です。

にったんの回答(個人的見解)

どれだけ生活が進化しても、本能は残るのかもしれません。
ここで言う本能は「女性」一般ではなく「出産を経験したママ」に近いかもしれません。
妊娠出産期に分泌されるオキシトシンは、身近な存在を強く「仲間」と感じさせる可能性があります。
赤ちゃんを守るための自然な働きとして理解できるかもしれません。

裏面として、仲間以外を「敵」と感じやすくなる局面もあるのかもしれません。
もし産前産後にパパが「敵」側に判定されると、愚痴や悪口の対象になりやすい可能性があります。
多くのママは無自覚で、頑張るパパが何をしても不足に見える時期があるのかもしれません。
授乳が終わっても、その時期の心的プログラムが残ることも考えられます。

だからこそ、パパが一時的に「女友達役」を演じる発想も有効かもしれません。
評価や正論より、共感と観察を優先します。
「大変だったね」を先に置き、提案は短く具体的に。
その積み重ねが、次のパートナーシップへ橋をかける可能性があります。

NLP的補足:反復で“心のパターン”は変えられる

NLPでは、人は反復でプログラム化されると捉えます。
産前産後に「同じ接し方」が続くほど、不一致は強化されがちです。
「旦那=嫌な人」という連想も、日々の積み重ねで固まるのかもしれません。
逆に言えば、望む関わりの反復で、再学習は起こりうるはずです。

完璧は不要です。
小さな成功体験を反復し、連想を書き換えます。
二人で合図と手順に合意できれば、行動は続きやすくなります。
「続けられる仕組み」を先に作ることが鍵かもしれません。

まとめと問いかけ

悪口は、共感と発散の“出口”に見える時があります。
ただ、出口が習慣化すると、関係の再建は遠のくかもしれません。
共感を絶たず、悪口の代替行動を設計すること。
今日からできる一手を、まずは一緒に試してみませんか。

問い:
① 明日からの“共感タイム”は何分なら続けられますか?
② 感謝の具体例を、今夜3つ書けますか?
③ 衝突時の合図は、どんな言葉が安全でしょう?

文字数:1426


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

にったんのアバター にったん 米国NLP™協会認定NLP™トレーナー

米国NLP™協会認定NLP™トレーナー。
米国創始者から直接学び、日本国内外でNLPを実践・指導。
マネジメントゲーム(MG研修)において10年以上の実績を持ち、
延べ1,000人以上の経営者・ビジネスリーダーを育成。

また、国内最大級のパパコミュニティ「パパ育コミュ」の理事として、
育児・パートナーシップ支援にも積極的に取り組み、
朝日新聞・フジテレビ「ノンストップ!」等のメディアにも出演。

心理学・経営・家庭支援の三領域を横断し、
個人と組織の成長を支援する専門家。

コメント

コメントする

目次