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【お悩み相談内容】産後2ヶ月、妻に「関わらないで」と言われて
産後2ヶ月の女の子の夫婦です。 今日の夕方妻と喧嘩して 「もう育児に関わらないで。夜いっしょに寝るのもミルクあげるもの全部1人でする」 と言われました。 お互い意地になって今日の夕方から子供に触れてません。 このまま離婚でしょうか?お互い意地になって謝れず僕は夕方から子供に触れてません。
にったんの回答(原文の最小整形)
あぁ…これは本当につらいですね。おそらく、ほとんどのパパが一度は経験することかもしれません。けれど、それを実際に愛する妻から言われると、心が深く傷つくのは当然です。その痛みは、手に取るように分かります。
このブログでもよく取り上げていますが、妻の言葉の中身そのものを真剣に受け止める必要はありません。少し極端な言い方をすれば、注目すべきは「言葉」よりも「気持ち」です。彼女が今どんな気持ちを感じているのか――そこにフォーカスした方が良いでしょう。
最初はそれがうまく表現できなかったり、受け止められなかったりするものです。けれど、まずは相手の言葉をしっかり受け止めたうえで、「傷つけてしまってごめんね」と伝えることが大切です。
ここで間違ってもやってはいけないのが、「じゃあ君が一人で育児をするんだね」や「どうやってやっていくの?」といった返しです。また、「分かった、僕は隣の部屋で寝るからね」もNGです。
新米ママは、自分の感情を正確に言葉にできないことが多い時期です。言い換えれば、男性がうまく受け取れるような形でボールを投げられないだけ。私たちも同じような経験をして、たくさん苦労しました。
ここで男性に試練が課せられます。今の時期、ママはどうしても赤ちゃんに意識が向いています。だからこそ、変えられるのはパパのコミュニケーションだけなんです。
滝行だと思って、ただ真摯に謝り続けてください。どれだけ誠実に謝っても、奥さんが「私も悪かった」なんて可愛く言ってくれることは、ほとんどありません。理不尽に感じることも多いと思います。それでも、とにかく謝り続けることが大切です。つらいですが、一緒に頑張りましょう。
NLP的補足(原文の最小整形)
NLPの考え方に「リフレーミング」があります。今起こっているつらい状況を、つらいと捉えるのか、家族が深くつながっていくための試練と捉えるのか。その見方しだいで、感じ方が変わるという考え方です。要するに、最初に持っているフレームを別のフレームに置き換えて考えることです。
いま相談者の方は「このままずっと行けば離婚なのでは」と、悪い方向へのリフレーミングをしている最中かもしれません。けれど、「それじゃダメだよね」と思い直すとき、今“最悪”に見えている状況が別の角度から見えてきます。その視点の切り替えが、行動のヒントになると思います。
今日からの3ステップ
- まず一言だけ:「傷つけてごめんね」。
- 具体の一手を一つだけ宣言して実行(例:今夜のミルクは私が担当)。
- 評価は求めず、三日間は黙々と継続。
愛する人と生きていくーーその決断に勇気を。
【本文文字数:1386字】







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