妻の理不尽にイライラ… 反発せず関係を保つ方法とは?

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【お悩み相談内容】妻からの理不尽な要求にイライラする

愚痴を及び相談です。 妻からの理不尽な要求にイライラします。反発してもますます喧嘩になり泥沼になるだけなので堪えていますが、態度には出ていると思います。 妻とは幾度となく喧嘩をしており、分かり合えないと思っています。妻は分かり合えると思っていますが、自分の要求は妥協せずこちらを説得しようとしてきます。埒が開かないので、妻の要求を飲み、分かり合えた振りをしています。反発しても疲れるし、分かって貰えないので。 私の要求及び気持ちを分かってて欲しいという思いは、諦めているつもりなのですが、諦めきれないのか、イライラしてしまいます。 何か方法はないでしょうか?

にったんの回答(個人的見解)

いやー、もうこれはすべての男性というか、パパが経験していることなんじゃないでしょうか。
私も結婚した頃は大丈夫でしたが、妊娠が発覚してからの3年間くらいは、とにかく「妻の理不尽」に腸が煮えくり返っていました。

どこへ行っても「ママは大変ね、パパしっかりしてね」と言われる。ありえないですよね?ママだけ気分が良くなって、「もっと頑張れよ」みたいな顔で見てくる。なんだよ!って思っていました。

ここで「男性脳が〜」「女性は共感の生き物だから〜」といった意見もありますが、私がまず取り組んで関係が良くなったのは、「白黒をつけようとせず、とにかく自分のせいにして謝る」でした。

問題は解決しようとしない。保留のままでいいんです。どう考えても相手が悪くても、とにかく謝る。最初は「謝ればいいと思ってるんでしょ?どっかの本で読んだんでしょ?」みたいなことを、絶対に言われます。

それでも耐える。ほんとに滝行です。そのうち、相手が「かわいそうなことをしたな」と反省する瞬間が訪れます。でも、そのとき大事なのは、相手を変えようと思って滝行をするのではなく、「自分の器を広げるため」に耐えることだと思います。

NLP的補足

NLP的な観点で言うと、相談者さんは「メタモデル」の一般化の前提である「可能性モダルオペレーター」の違反が起こっています。
人のプログラムが形成されるパターンはいくつかありますが、気持ちが通じ合わない経験を繰り返すうちに、「わかり合えない(わかり合うことができない)」という思い込みができてしまっているようです。

果たして本当にそうでしょうか? もし「分かり合えた」としたら、どうでしょうか。過去に分かり合えたときの経験を思い出してみてください。そうすると、「できないと思っていたのは単なる思い込みだった」と気づけるかもしれません。

行き止まりだと思っていた道も、実は少し迂回すれば通れることがあります。これがメタモデルの極意です。

まとめ

夫婦関係において、理不尽さを感じるのは誰しもあることだと思います。 相手を変えるのではなく、自分の器を広げる滝行のような心構えが、やがて相手の変化をもたらします。

「分かり合えない」という思い込みを一度手放して、過去の小さな「分かり合えた瞬間」を思い出してみてください。 その気づきが、次の一歩になるかもしれません。

愛する人と生きていくーーその決断に勇気を。

【本文文字数:1526字】

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この記事を書いた人

にったんのアバター にったん 米国NLP™協会認定NLP™トレーナー

米国NLP™協会認定NLP™トレーナー。
米国創始者から直接学び、日本国内外でNLPを実践・指導。
マネジメントゲーム(MG研修)において10年以上の実績を持ち、
延べ1,000人以上の経営者・ビジネスリーダーを育成。

また、国内最大級のパパコミュニティ「パパ育コミュ」の理事として、
育児・パートナーシップ支援にも積極的に取り組み、
朝日新聞・フジテレビ「ノンストップ!」等のメディアにも出演。

心理学・経営・家庭支援の三領域を横断し、
個人と組織の成長を支援する専門家。

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