「面倒を見る」という言い方のウソ

 子供がいたって、子供がすべての生活ではないし、自分の趣味に興じたいものです。子供を持つことは喜びですが、それだけではなく、自分自身の時間も大切にしたいと感じます。

 もちろん、小さい子供がいて、私用で出掛けるとなると、親か、祖父母、ベビーシッターとなる方が必要になってきます。ここで考えなければならないのが、夫婦の会話です。「子どもの面倒は、誰が見る?」という質問が自然に出てきます。

「面倒」という言葉の影響

 …面倒の語源とか由来とかは置いておいてですね。要するに、子供のお世話は、面倒だってことです。この言葉、もし誰かに言われたら、めっちゃ傷つきますよね。

例えば、「にったんの面倒は誰が見る?」と言われたら、「…!?そんなんやったら、もうほっといてくれ!!」って思ってしまいます。この気持ちは、親としても子供としても共通の感情だと思います。子供も、きっと言葉に出してなくても、そう思ってると思います。

ポジティブな言葉がけ

 つい、イライラしていたり、どうしても行きたい用事があったりすると、「面倒見て、お願い!」と言ってしまいますが…できるだけ、「晃生と一緒に過ごすのはどっち?」とか、「晃生と遊ぶのはどっち?」と、面倒や世話、とは違う表現を使うように心がけています。言葉の選び方一つで、印象や気持ちが大きく変わると感じています。

意識的な言葉がけの重要性

 その都度、言葉がけを考える生き方をしていきたいと思います。ポジティブな表現を使うことで、子供との関係性もより良いものになると信じています。大切なのは、子供を「面倒な存在」と捉えるのではなく、一緒に過ごす時間を大切にし、楽しむことです。

結論

 結局のところ、親として子供と過ごす時間は大切ですが、自分自身の趣味や時間も忘れずに持っていたいものです。言葉選びに気をつけることで、より良いコミュニケーションが生まれ、家庭の雰囲気も明るくなると信じています。これからも、意識的に言葉を選び、より良い親子関係を築いていきたいと思います。

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この記事を書いた人

にったんのアバター にったん 米国NLP™協会認定NLP™トレーナー

米国NLP™協会認定NLP™トレーナー。
米国創始者から直接学び、日本国内外でNLPを実践・指導。
マネジメントゲーム(MG研修)において10年以上の実績を持ち、
延べ1,000人以上の経営者・ビジネスリーダーを育成。

また、国内最大級のパパコミュニティ「パパ育コミュ」の理事として、
育児・パートナーシップ支援にも積極的に取り組み、
朝日新聞・フジテレビ「ノンストップ!」等のメディアにも出演。

心理学・経営・家庭支援の三領域を横断し、
個人と組織の成長を支援する専門家。

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