「マヨネーズはかけすぎないで!!」のワナ

今回は、言葉の使い方のお話です。子供は好奇心のかたまりです。気になったら、触ってみたい、遊んでみたい、試してみたい…その気持ちを行動に移すことを止められません。

子供に経験をさせる親の思い

親としては子供にできるだけいろんなことを経験させてあげたいと思います。痛い目を見るなら見たらいいやん、って思いますが、ただ、自分や他の人を病院送りになったり、その可能性がありそうなことは流石に止めてあげなくちゃいけません。

否定命令の罠

そんな時、私たちは、「〇〇しちゃだめ!」と言ってしまいます。しかし、脳は否定文を理解するのが非常に苦手です。つまり、否定命令は子供にとって理解しにくい表現になってしまうのです。

肯定文への言い換え

そこで、この場合は、肯定文に言い直してあげる必要があります。これを、「否定命令」と言います。

  • 「おしょう油、かけすぎちゃだめ!」→「欲しい分だけかけてね」
  • 「シャワーは出しすぎちゃだめ!」→「必要な分だけにしてね」
  • 「走っちゃだめ!」→「周りをよく見てね」

などなど…指示をする親側は、否定命令の方が表現力を必要としないため、ついつい言ってしまいます。しかし、大人であれば言っている意味は自分で解釈して捉えることができますが、子供は言われたことをおおよそ鵜呑みにしてしまいます。

肯定的な指示の重要性

ですから、出来るだけ肯定文で述べてあげることが大切です。言葉の選び方一つで、子供の理解度や反応は大きく変わります。子供たちがより良い理解を持つために、親は工夫を凝らしていく必要があります。

結論

…否定文は、絶対、使わないでね!子供とのコミュニケーションをより良いものにするために、肯定的な言葉を選ぶことを心がけていきたいと思います。これにより、子供たちが自信を持って行動し、理解を深める手助けになるでしょう。

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この記事を書いた人

にったんのアバター にったん 米国NLP™協会認定NLP™トレーナー

米国NLP™協会認定NLP™トレーナー。
米国創始者から直接学び、日本国内外でNLPを実践・指導。
マネジメントゲーム(MG研修)において10年以上の実績を持ち、
延べ1,000人以上の経営者・ビジネスリーダーを育成。

また、国内最大級のパパコミュニティ「パパ育コミュ」の理事として、
育児・パートナーシップ支援にも積極的に取り組み、
朝日新聞・フジテレビ「ノンストップ!」等のメディアにも出演。

心理学・経営・家庭支援の三領域を横断し、
個人と組織の成長を支援する専門家。

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