夫婦のビリーフが影響?予定共有でズレないための秘訣

【目次】

  1. 急な飲み会、夫婦の意思疎通はどこでズレる?
  2. 予定共有のジレンマ:カレンダー共有だけでは足りない
  3. 男性の無意識なビリーフが原因か?
  4. 「性格だから」と諦めてしまわないために
  5. まとめ:夫婦のコミュニケーションを深めるために

1. 【ご相談】急な飲み会、夫婦の意思疎通はどこでズレる?

 (今回はママさんからのご相談です)パパに聞きたいのですが、急な飲み会に話の流れで行こうとなる時に、奥さんに「飲み会行ってもいい?」とお伺いを立ててから決めてますか?それとも、決定事項で伝えてますか?
 育児を2人でしてると思ってるだけに、母サイドとしては予定を決める際必ず夫に予定がないか、行ってきても良いから聞いてから決めます。ただ、夫は毎回決定事項で伝えてくるため、私が予定無くいつも子供を見ることが当たり前となっている風に捉えられてどうにも腹が立ちます。
何度か、この思いは伝えました。
直後は改善されますが、しばらくするとまた戻ります。
夫に聞いてもどうにも言い争いになるのを避ける性格なのでただ聞いてるだけなのにちゃんとした返答はありません。


2. 予定共有のジレンマ:カレンダー共有だけでは足りない

 多くの家庭では、Googleカレンダーなどの共有カレンダーを使って予定を共有することが一般的です。しかし、カレンダーを共有しているからといって、夫婦間のコミュニケーションが十分に取れているわけではありません。例えば、予定がカレンダーに入っていないからといって、すぐに新しい予定を入れるのは、パートナーにとってストレスの原因となってしまいますよね。

 大事なのは、カレンダーに予定を入れる前に一言「この日に飲み会があるんだけど、どう思う?」と相談することです。相談されることで、パートナーは「自分も意見が尊重されている」と感じ、対等な関係を築くことができます。この一手間が、夫婦の関係を大きく改善する可能性があります。これを感情的にならず、とにかく淡々と来禅に何度も言い続けるしかないでしょう。


3. 男性の無意識なビリーフが原因か?

 この問題の背後には、男性側の無意識的なビリーフ(信念)が関係している可能性があります。これは私のケースですが、「女性は家事や育児を担当することを特に厭わない」「外で仕事や付き合いをするのは男性の役割だ」という社会的な固定観念がありました。NLPを学び始めて、自分にこんなビリーフがあると気が付き、驚きました。自分では気が付いていなかったからです。

NLP(神経言語プログラミング)では、こうしたビリーフを掘り下げることが重要です。夫婦で自分たちのビリーフを共有し、それが関係にとって必要かどうかを検討するプロセスは、コミュニケーションの改善に役立ちます。例えば、「予定を確認することは妻への配慮である」という新しいビリーフを育てることで、夫婦間の関係が改善されることがあります。


4. 「性格だから」と諦めてしまわないために

性格は変えられないと考えてしまうことがよくありますが、実はそうではありません。人はその時々の状況や感情に応じて行動が変わる生き物です。例えば、同じ人でも楽しい予定があれば嫌なことにも寛容になり、ストレスを感じている時には些細なことで腹を立てることもあります。

このように、性格という概念に囚われすぎると、目の前の相手の状況や感情を見逃してしまうことになります。相手の「性格」ではなく、今の状況や感情に基づいてコミュニケーションを図ることが、より良い関係を築く鍵です。


5. まとめ:夫婦のコミュニケーションを深めるために

急な予定に関する夫婦間の摩擦は、コミュニケーションのズレや無意識的なビリーフが原因となることが多いです。大切なのは、一度の話し合いで解決を期待するのではなく、何度も繰り返し話し合うことです。そして、相手のビリーフや性格に対する理解を深めることが、より良いコミュニケーションの鍵となります。

夫婦間の関係は、互いの配慮やコミュニケーションの積み重ねによって強くなります。予定を共有する際は、カレンダーだけに頼らず、相手の意見を尊重することが大切です。これからも、互いの気持ちを大切にしながら、より良い夫婦関係を築いていくための工夫を続けましょう。

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